稲沢教労                                     不定期発行   '05 No.

   稲沢教労ニュース 2005.6.16

 中島地方教職員労働組合は、

「稲沢市教職員労働組合」となりました

 2005年4月、祖父江町・平和町が稲沢市と合併し、尾西市が一宮市と合併したことにより、私たち中島地方教職員労働組合も、去る6月11日「稲沢市教職員労働組合』へと名称を変えました。「小粒でもぴりりと辛い」働く教職員のための組合として、今まで以上に活動を進めてゆきたいと思います。

 これを読んで下さる皆さん、私たち「稲沢教労」の仲間に加わりませんか。そして、より良い学校を作っていきましょう。

 

教員評価問題

 犬山市教育長 試行の打診を断る

 県教委は、各地で来年度実施予定の「教員評価』の試行を行っています(稲沢では大里東中)。試行の実施に当たっては、自治体に打診をしてからのようですが、県教委の打診に対して、

 犬山市教委は断っていたことが明らかになりました。ある学校の学校訪問での教育長の発言で分かりましたが、その理由を「教師間のチームワークを乱すからだ」と教育長は述べたそうです。

 私たちは、以前県が計画している「教員評価」について様々な問題点を指摘し、実施が教育現場の問題をなんら解決するものではないことを訴えてきました。現場のことを冷静に考えれば、市教委レベルでも躊躇せざるを得ないことを明らかにしたという点で、教育長の明言は大きな意味を持ちます。

  

 県人事委員会

 「職員からの苦情相談申出制度」つくる

 我が稲沢でもそうですが、現在全国的に教職員の「心の健康』問題が注目されており、そのために多くの休職者も出ています。原因は様々でしょうから、有効な対策はなかなか難しいところです、職場での不平不満も決して無関係ではないでしょう。それと関係があるのかないのか分かりませんが、県の人事委員会が

「お気軽にご相談下さい』と、見出しの制度を今年度から設けたようです。

 「昇任、転任、再任用、給与、勤務時間その他の勤務条件、服務等人事管理全般、育児休業、職場内のいじめ、セクシュアルハラスメントなど」が相談内容とのこと。

(「不正の告発、密告、個人的な悩みなどは相談の対象とはなりません」と言っていますから、何でもというわけには行きませんが、これで職場の「ガス抜き」をするのでしょうか)

 詳しくは裏を御覧下さい。