稲沢市教労                                     不定期発行   '05 No. 8

稲沢市教労ニュース2005.12.1

@勤務時間、申し入れに原則同意

A教員評価、導入に反対

B通知表のパソコン印刷、通知表の形式は各校で判断を

C研修は積極的に認める(旅費の枠内だが県外研修も)

D労働安全衛生規定の必要性、認識は一致

E体育の副読本、新担任で決定

            校長会交渉速報

 去る11月24日、下津小学校にて校長会交渉を行いました。出席者は大宮校長会長を始め、校長会役員の三輪校長・山内校長・横井校長・大橋校長、組合からは委員長の戸谷以下井川・則竹・川島・吉川の各執行委員です。話し合いは多岐に渡り、必ずしも意見が一致するものばかりではありませんでしたが、見出しの件については、おおむね意見の一致を見ました。以下、若干の補足説明をします。

 まず、@については、私たちは昼の休憩が取れない場合は、勤務開始後連続8時間を経過した時点で勤務を解くことを求めてきましたが、これに対する反論はありませんでした。

 Aについては、公正な評価が保証されず、評価制度の内容に問題があること、教職員集団をバラバラにするものであること、管理職にとっても大きな負担となること等、私たちと校長会と意見が一致しました。

 Bについては、通知表は市内統一の形式はとらないので、内容・作成方法は各校で判断すればよいとの回答でした。

 Cの研修については、積極的に認める方向であり、今回の交渉に出席したある校長は、県外研修も職員に勧めているとのことでした。

 Dの教職員対象の労働安全衛視規定の必要性は認めるが、現在の教育委員会の体制では、人手が足りず、時期尚早だとのこと。

 Eの体育の副読本については、毎年稲沢市内では有料の体育の副読本が、担任が注文したわけでもないのに保護者負担で、教科書と一緒に配られています。私たちの要求は、他のドリル類と同様の扱いをするように求めたものですが、今回このような回答がありました。

 以上交渉結果の「速報」です。詳しくは後日報告いたします。

 

お詫びと訂正

 前号(No. 7)で、教員評価制度について県教委が「来年度も試行継続を決定」とお知らせしましたが、正しくは県教委の決定ではなく、教員評価制度調査研究会議の決定でした。 読者の皆様には、慎んでお詫びするとともに、訂正いたします。

 なお、これも詳しくは後日報告しますが、教員評価制度調査研究会議で決まった来年度の試行の実施案では、実施対象として研究指定校20校程度の全教職員、および全校の校長、教頭、教務・校務主任等となっています(今年度の研究指定校も小中学校合わせて20校でした)。