記録

編集:国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都・2004事務局長 三宅貴夫

 国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都・2004
20th International Conference of Alzheimer's Disease International Kyoto 2004

新しい痴呆ケアをめざし世界が集う-研究者も介護家族も参加する国際会議-

第1回案内(First Announcement )(pdf:1.4M)
第2回案内(Second Announcement )(pdf:1.2M) 
英語と日本語でご案内しております。

ご寄付のお願い
募金趣意書pdf:1.3M 募金のお願いpdf:400K
募金にもご協力お願いいたします。

開催日  2004年10月15日(金)〜17日(日)
開催地  国立京都国際会館(京都市)
テーマ  高齢化社会における痴呆ケア
主 催  社団法人呆け老人をかかえる家族の会(AAJ)
     
国際アルツハイマー病協会(ADI)
後 援  厚生労働省
     世界保健機関(WHO)
その他の後援団体

社団法人呆け老人をかかえる家族の会は、国際アルツハイマー病協会(本部:ロンドン)の第20回国際会議を2004年10月に京都で開催することになりました。テーマは「高齢社会における痴呆ケア」です。この国際会議は国際学会と異なり、アルツハイマー病など痴呆に関する研究、臨床、介護、建築、法律、社会政策、ボランティア活動まどの幅広いさまざまな分野について、基礎医学の研究者から介護家族、ボランティアまで国内外の多くの人たちが参加し発言し発表できる国際的な会議です。海外70余りの国々からの参加者と国内からの参加者とが痴呆について情報交換し、また人の交流の場となるような国際会議に向けて準備を進めています。この国際会議を有意義なものとするために多くの方々、多くの団体のご理解とご協力が欠かせません。
お問い合わせ、ご意見は以下にお願いいたします。


国際会議事務局

〒602-8143京都市上京区堀川丸太町下ル京都社会福祉会館内
社団法人呆け老人をかかえる家族の会事務局内
三宅貴夫(事務局長) 松島慈児(事務局員)
TEL:075-823-6544 FAX:075-823-6545
Eメール:adiconference@alzheimer.or.jp

国際会議Q&A   開催趣意書 経過 組織委員会 プログラム部会 総務部会 財務部会 運営委員会 事務局 開催地  
「国際会議だより」
 
ポスター(国内版JPG PDF) ポスター(海外版 JPG PDF公式便箋(pdf) 公式封筒(pdf) ワッペン
痴呆ケア関係用語日英対訳集(プログラム部会作成)
 

国際会議Q&A
国際会議紹介リーフレット(pdf)もご覧ください

Q:どのような国際会議ですか
 世界各国には私達「社団法人呆け老人をかかえる家族の会(日本アルツハイマー病協会)」と同じように痴呆に関わる民間団体(その多くはアルツハイマー病協会と呼ばれています)があります。世界60の国と地域にこうした団体が加盟している国際的な民間団体である「国際アルツハイマー病協会Alzheimer's Disease International」(略称:ADI。本部:ロンドン)は、1985年以来毎年世界各地で痴呆に関する国際会議を開催しています。
 この会議はアルツハイマー病などぼけの研究から痴呆の人の介護まで痴呆に関する幅広いさまざまな分野で報告し情報交換し話し合う内容が豊富で意義深いユニークな国際会議です。

Q:どうして日本・京都で開催するのですか
 私達(社)家族の会は、ADIに1992年に加盟し、毎年代表団を派遣してきました。参加するなかでこの国際会議を日本で開催することが私達にとって意義あると考えました。世界で最も急速に高齢化進んでいるわが国での痴呆への取り組みを情報提供し、外国での取り組みと情報交換する場を家族の会が提供することは、わが国にとっても外国にとっても有意義と考えました。2000年1月に家族の会の理事会で申請を承認し、2000年3月にADIに開催を申請しました(その後6月の総会で承認)。2000年7月にワシントンで開催されたADIの総会で私達の日本申請が採択され、2004年に京都で開催することになりました。

Q:会議でどのようなことが行われますか
 2004年の国際会議のメインテーマは「高齢社会における痴呆ケア」です。先進国も途上国も社会の高齢化は避けて通れません。そのなかで各国とも痴呆は、社会的にも家族にとってもまた痴呆の人自身にとっても大きな課題です。会議では高齢化が進む各国での痴呆の取り組みと日本の取り組みについて情報交換し話し合い,そしていろいろな人と交流を機会があります。会議では、痴呆に関する研究、診断や治療、予防やターミナルケア、ケアの方法、建築、社会政策、倫理や法律、介護家族、ボランティア活動など幅広くさまざまなことについて報告し合い、話し合います。
 
Q:誰が参加できるのですか
 誰でも参加できます。介護家族、介護専門職、医療関係者、研究者、ボランティアなど痴呆に関わっている人また痴呆に関心ある人は誰でも参加できます。70余りの国からの参加者と情報や意見を交換できます。新しい友人をみつけることもできるでしょう。会議ではすべて英語と日本語の同時通訳が利用できます。英語に自信のない人も参加できます。

Q:参加費はいくらですか
 3日間の会議で一人1万円から3万円を予定しています。資金状況をみながらできるだけ安い参加費を目指していますが、国際会議の開催には多額の費用がかかります。より安くより充実し、日本の私達にとっても外国からの参加者にとっても有意義な国際会議になるように資金面での準備を進めています。

Q:寄付をしたのですが
 既にご寄付を受け付けています。この国際会議には多くの方々から資金面でもご協力を欠かせません。国際会議の趣旨を理解していただきよい多くの方々や団体からのご寄付をお願いいたします。ご寄付について税制上の特典を受けられるものも準備しています。ご寄付は現在以下の口座で受け付けております。

東京三菱銀行 京都支店(店番 501) 
口座番号:普通預金2051569
口座名義:ADI会議 社団法人 呆け老人をかかえる家族の会 代表理事 高見国生
郵便振替
口座番号:00970−5−111661 
口座名称:ADI国際会議

Q:ボランティアとして協力したいのですが
是非、協力してください。国際会議は多くの方々の理解と協力なしには成功しません。資金面でのご支援と同時にボランティアの協力も欠かせません。会議開催中の通訳ボランティアなどいろいろなかたちでのボランティアを歓迎します。

問い合わせ先は
〒602-8143京都市上京区堀川丸太町下ル京都社会福祉会館
社団法人呆け老人をかかえる家族の会事務局内
国際会議事務局 事務局長 三宅貴夫
TEL:075-823-6544 FAX:075-823-6545 Eメール:adiconference@alzheimer.or.jp

開催趣意書

国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都・2004

開催趣意書

人口の高齢化が急速に進んでいるわが国において重要で困難な課題が痴呆性高齢者に関わることです。2001年にその数が160万人と推計されている痴呆性高齢者へは、アルツハイマー病など痴呆の原因の研究、診断、治療、介護、社会制度、法律、人権、介護家族への支援などさまざまな分野で多くの取り組みが進められています。
1980年に京都で発足した私達、社団法人「呆け老人をかかえる家族の会」(国際名:日本アルツハイマー病協会。以下(社)家族の会と呼びます)も、痴呆性高齢者と介護家族への援助に取組んできました。取り組みとは、介護家族の集い、電話相談、会報の発行、調査研究、国や自治体への要望、そして国際交流です。
 国際交流のひとつとして、国際アルツハイマー病協会(英語名:Alzheimer’s Disease International。以下ADIと呼びます)へ加盟しています。1985年に発足したADIは、2000年7月現在で57の国と地域のアルツハイマー病など痴呆の人の介護家族への支援を活動の中心にした全国団体−その多くはアルツハイマー病協会と呼ばれている−からなる国際的な民間団体で、世界保健機構(WHO)の公認団体でもあり、本部はロンドンにあります。
 ADIの目的は、痴呆についての啓蒙、各国のアルツハイマー病協会の支援、WHOなど国際的な関係団体との連携そして研究の促進です。その活動の一環として毎年世界各地で国際会議を開催しています。
 この会議は、研究、医療、介護方法、痴呆の人と介護家族への支援、人権、社会政策、アルツハイマー病協会の活動など幅広いテーマで、世界各地―いわゆる先進国も開発途上国も−から研究者、医師、看護婦、介護専門職、施設管理者、企業関係者、行政職さらに介護家族やボランティアまで幅広い領域の人たちが参加し意見交換し、人的交流をします。ADIは、先進国だけでなく、高齢化が進行し高齢者が急増する開発途上国の問題としても捉えています。このように幅広く多角的に情報交換し話し合うアルツハイマー病等痴呆に関するADIの国際会議は世界的にみて極めてユニークなものです。
 こうした国際会議を、2004年10月に京都で「高齢社会における痴呆ケア」をテーマに開催することになりました。ここ日本で開催することは痴呆性高齢者が重要な課題となっているわが国にとってだけでなく、それぞれ痴呆に取り組んでいる世界各国にとっても極めて有意義と考えます。
 最後に、この国際会議がわが国におけるアルツハイマー病など痴呆の研究、痴呆性高齢者のケアの向上、社会制度の改善などに寄与する「国民的国際会議」になるものと確信します。
 研究者、医療関係者、介護関係者、行政担当者、介護家族など広く国民のみなさまにこの国際会議の意義を理解していただき、心からご協力をお願いする次第です。

200110月6日

社団法人呆け老人をかかえる家族の会 
代表理事 高見国生
国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都・2004 
組織委員会委員長
会長 長谷川和夫

国際会議の概要

1.             会議の名称
国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都・2004(20th International Conference of Alzheimer’s Disease International, Kyoto 2004)
2.            テーマ
高齢化社会における痴呆ケア(Dementia Care in an Aging Society
3.            主催
国際アルツハイマー病協会(
Alzheimer’s Disease International略称:ADI、正式名称:The International Federation of Alzheimer’s Disease and Related Disorders Societies, Inc.
社団法人呆け老人をかかえる家族の会(国際名:日本アルツハイマー病協会Alzheimer’s Association Japan略称:AAJ
4.            後援(順不同)
世界保健機構(WHO)・厚生労働省・京都府・京都市・日本医師会・日本看護協会・日本老年医学会・日本老年精神医学会・日本痴呆学会・日本痴呆ケア学会・日本老年社会科学会・老年看護学会・全国社会福祉協議会・全国療養型医療施設連絡協議会・全国老人保健施設協議会・全国老人福祉施設協議会・痴呆性高齢者グループホーム協会・高齢者痴呆介護研究研修センター・全国医薬品工業会・日本放送協会・朝日新聞社・読売新聞社・毎日新聞社・日本経済新聞社・京都新聞社・ぼけ予防協会など(予定)
5.            開催期日
20041015日(金)から17日(日)
6.            開催場所
国立京都国際会館(京都市左京区)
7.            日本開催の経緯
1980年に発足した社団法人呆け老人をかかえる家族の会(国際名日本アルツハイマー病協会)は、痴呆にかかわる全国唯一の民間団体であり、介護家族の集い、電話相談、会報の発行、啓蒙活動、調査研究、行政への要望などを行ってきました。その一環として国際交流を行い、国際アルツハイマー病協会の国際会議には1990年のメキシコでの会議に初めて代表を派遣し、1992年に同協会に加盟しました。その後、毎年代表団を派遣し、また我が国からも痴呆性高齢者への活動や研究を報告しました。この国際会議が痴呆のケアについて幅広いテーマでレベルの高い報告からなっており、また介護家族や介護者を念頭においた国際会議で、参加者も基礎医学研究者から介護家族やボランティアまで幅広いことを知りました。
世界的に高齢化がすすみ痴呆性高齢者が急速に増えているわが国でも国、地方自治体、民間団体などがさまざまな痴呆性高齢者への取り組みを進めてきました。国では老人性痴呆疾患センター、高齢者痴呆介護研究研修センターなどがあり、民間ではアルツハイマー病の基礎研究、痴呆の診断や治療、物忘れ外来、宅老所、グループホームなどがあります。また2000年に施行された介護保険は痴呆性高齢者と介護家族に対して重要な社会的支援となりつつあります。こうした日本での取り組みを、この日本での国際会議を通して海外の人たちに情報提供し、あわせて海外からの痴呆性高齢者への取り組みと情報交換し議論と通して国際的な視点でわが国と諸外国の痴呆ケアを検討することは、わが国にとっても外国とっても意義深いことと考えます。こうした視点から(社)家族の会で検討を重ね、総会での了承を得たうえ、その後2004年に京都で国際会議を開催することを国際アルツハイマー病協会に申請しました。2000年7月のアメリカ・ワシントンDCで開催された同協会の総会で2004年日本(京都)開催の承認を受けました。 

8.            会議の主な内容
基調講演 高齢者と高齢化社会/環境と痴呆ケアなど
シンポジウム アルツハイマー病の早期診断/痴呆の人の法的保護など
教育講演 アルツハイマー病協会の活動/アルツハイマー病の原因と経過など
ワークショップ アルツハイマー病の人が求めるもの/地域における痴呆の人と介護家族への
        インフォーマルサポート/アジアにおける痴呆ケアなど
ADI ワークショップ アルツハイマー病協会の役割/運営方法/資金獲得/初期痴呆の人など
一般報告/ポスター報告のテーマ
生物医学的研究、薬学、疫学、予防、診断、治療、プライマリーケア、施設ケア、地域ケア、
代行(休息)ケア、ターミナルケア、身体拘束、虐待、ケアの質、介護家族への支援、痴呆
の人のニーズ、初期痴呆、若年期痴呆、介護専門職の教育、環境、介護保険、社会政策、痴
呆と文化、倫理、法的問題、アドボカシ、ボランティア活動など
同時進行プログラム各国アルツハイマー病協会の活動展示、国際アルツハイマー病協会ア
ジア太平洋地域会議、10/66 グループ(開発途上国の痴呆ケアの研究グループ)の会議、国際アルツハイマー病協会総会、国際アルツハイマー病協会医学科学諮問委員会など
9.            参加数と参加国
参加予定者:国内参加者1500人。海外参加者500人。計2000人
参加国:(70カ国以上)アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チェコ、チリ、中国・コロンビア、コスタリカ、キューバ、キプロス、チェコ、デンマーク、ドミニカ、エルサルバドル、エクアドル、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ガテマラ、香港、インド、アイスランド、イントネシア、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、韓国、ルクセンブルグ、メキシコ、オランダ、マレーシア、ニュージーランド、ナイジェリア、ノルウエー、パキスタン、ペルー、フィリッピン、プエルトリコ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、スコットランド、シンガポール、スロヴァキア、南アフリカ、スペイン、スリランカ、スウェーデン、スイス、台湾・タイ、トリニダドトバゴ、トルコ、ウガンダ、イギリス、ウクライナ、アメリカ、ウルグアイ、ベネズエラ(61の国と地域.)など
10.     過去の開催地
第1回1985年ベルギー(ブリュッセル) 第2回1986年フランス(パリ)3回1987年アメリカ(シカゴ) 第4回1988年オーストラリア(ブリスベーン)第5回1989年アイルランド(ダブリン) 第6回1990年メキシコ(メキシコシティ) 第7回1991年オランダ(アムステルダム) 第8回1992年ベルギー(ブリュッセル) 第9回1993年カナダ(トロント) 第10回1994年スコットランド(エジンバラ) 第11回1995年アルゼンチン(ブエノスアイレス) 第12回1996年イスラエル(エルサレム) 第13回1997年フィンランド(ヘルシンキ) 第14回1998年インド(コーチン) 第15回1999年南アフリカ(ヨハネスブルグ) 第16回2000年アメリカ(ワシントンDC) 第17回2001ニュージーランド(クライストチャーチ) 第18回2002年スペイン(バルセロナ)以下予定 第19回2003年ドミニカ共和国(サントドミンゴ)第20回2004年日本(京都)第21回2005年トルコ(イスタンブール)第22回2006年ドイツ(ベルリン)

11.     会議の日程
2004年
10月15日(金)午前 開会式・基調講演
          午後 シンポジウム・ワークショップ・一般報告
              レセプション
    16日(土)午前 教育講演・ワークショップ・一般報告
      午後シンポジウム・ワークショップ・一般報告
      ディナー
     17日(日)午前 基調講演・ワークショップ・一般報告
      午後 シンポジウム・基調講演・閉会式

12.     会議の使用語
英語および日本語(会議はすべて同時通訳が利用可能)
13.     組織
1)組織委員会
(1)  委員長(会長)長谷川和夫(聖マリアンナ医科大学名誉教授・聖マリアンナ医科大学理事長・高齢者痴呆介護研究研修東京センター所長)
       副委員長 中村重信(広島大学医学部名誉教授・ADI医学科学諮問委員)
(2)  委員:本間昭(東京都老人総合研究所精神医学部長・日本痴呆ケア学会長)杉山孝博(川崎幸クリニック院長)足立啓(和歌山大学システム工学部環境システム学科教授)新井誠(筑波大学社会科学系企業法学系教授)中島紀恵子(新潟県立看護大学学長)篠崎人理(きのこエスポアール病院本部長)雨宮洋子(総合ケアセンター泰生の里総合施設長)大熊由紀子(大阪大学人間科学部教授)猿山由美子(家族の会滋賀県支部代表・ボランティア)永島光枝(家族の会千葉県支部代表・元介護家族)笹森貞子(家族の会東京都支部代表・元介護家族)
2)プログラム部会:(委員長)本間昭〈副委員長〉中島紀恵子
3)総務部会:(委員長)杉山孝博 (副委員長)永島光枝 
4)財務部会:(委員長)猿山由美子 (副委員長)篠崎人理
5)国内諮問委員会:(委員長)大熊由紀子 (副委員長)雨宮洋子
6)国外諮問委員会:(委員長)スティーブン・デコスキー(アメリカ・ピッツバーグ大学(神経科医・ピッツバーグ大学神経学・精神医学・神経生物学・人遺伝学教授・ADI医学科学諮問委員会委員長)[予定]
7)国際会議事務局
(1)  事務局長:三宅貴夫(上京病院医師・(社)家族の会副代表理事)
(2)  事務員:松島慈児(高齢社会をよくする女性の会・京都)ほか
14.     連絡先
602-8143京都市上京区堀川丸太町下ル京都社会福祉会館
社団法人呆け老人をかかえる家族の会事務局内
国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都・2004 事務局
TEL:075-823-6544 FAX:075-823-6545
Eメール:adiconference@alzheimer.or.jp
ホームページ:www.alzheimer.or.jp

Alzheimer's Disease International
45/46 Lower Marsh, London SE1 7RG U.K.
TEL: +44 (0)20 7620 3011 FAX: +44 (0)20 7401 7351
email: info@alz.co.uk   web site:www.alz.co.uk

経過

2000年
1月23日 家族の会理事会で日本開催の申請を承認
3月31日 国際アルツハイマー病協会に日本開催を申請
6月3日 家族の会総会で日本開催の申請を事後承認
7月15日 国際アルツハイマー病協会総会(ワシントン)で日本開催を承認(写真)
9月23日 国際会議準備委員会を設置・第1回会議開催。国際会議準備計画を決定。

2001年
3月4日 国際会議準備委員会第2回会議。組織委員会委員長に長谷川和夫氏を推薦。
5月1日 国際会議組織委員会委員長として長谷川和夫氏に委嘱
7月20日 国際会議準備委員会第3回会議。組織委員会の11名の委員を推薦。
8月1日 国際会議事務局開設。専任事務局員を置く。.
  26日 家族の会理事会で組織委員会委員を決定。
10月6日 第1回組織委員会開催
  26日 ADIブロダティ議長とリマー事務局長に準備状況を報告(ニュージーランド・クライストチャーチ)
11月19日 国立京都国際会館と借用契約
   21日 国際会議開催の挨拶文を関係団体、マスコミ、出版社等140余り送付。

2002年
2月2日 プログラム部会第1回会議開催
  7日 財務部会第1回会議開催
2月17日 総務部会第1回会議開催
3月30日 国際会議紹介パンフレット(国内用)作成
4月1日 国際会議事務局専用室を開設
  20日 国際会議用ロゴ決定
4月30日 潟Wェイコムと業務委託契約
6月1日 (社)家族の会総会で2002年度の事業計画と予算承認
  10日 国際観光振興会の募金協力内定
7月7日 総務部会第2回会議開催
8月4日 組織委員会第2回会議開催
  31日 第1回案内First Announcement 配布開始
9月10日 募金趣意書作成・配布
10月23日 ADI総会(スペイン)にて64のアルツハイマー病協会に第1回案内を配布
  26日 ADIリマー事務局長と国際会議について話し合う(スペイン・バルセロナ)(写真
12月21日 第2回プログラム部会開催

2003年
2月24日 第2回財務部会開催
3月18日  ADIブロダティ議長、リマー事務局長と打ち合わせ(オーストラリア・メルボルン)
4月5日  第4回総務部会開催
5月31日 第3回プログラム部会開催(写真
6月5日 国際会議用ワッペン完成
  7日 家族の会総会で年度計画・2002年度決算2003年度予算承認
7月3日 第5回総務部会開催
  12日 第6回総務部会開催
  21日 第3回財務部会開催
8月2日 第3回組織委員会開催
9月7日 第4回プログラム部会開催
10月7日 国際会議用ポスター完成・配布
   8日 第2回案内Second Announcement 完成・配布
   15日 国際会議ホームページ開設
   17日 ADI議長らと国際会議について打ち合わせ(ドミニカ共和国・サントドミンゴ)(写真
   18日 ADI第19回国際会議(ドミニカ共和国)で歓迎スピーチ(三宅事務局長)
11月5日 参加登録・抄録申込・宿泊予約をオンラインで受付開始
   22日 ジェイコムとの定例打ち合わせ会議(水曜会議)開催(以降毎週)
12月17日 企業・団体展示の申込受付開始

2004年
1月30日 国内版国際会議案内(Second Announcement )完成・配布
2月11日 家族の会国際会議専門委員会開催
3月 3日 ADIと国際会議で打合せ(コロンボ・スリランカ)
  10日 第1回運営委員会開催
  31日 一般報告の抄録申込受付締め切る(国内159件、国外131件(16カ国)計290件)
      ビデオ紹介申込受付締切る(国内33件、国外9件計42件) 
4月17日 第5回プログラム部会開催(口頭発表75件、ポスター発表235件、介護体験記15件、計325件)
  25日〜29日 ADIリマー事務局長、リーガン事務局員来日(報告)
5月17日 厚生労働大臣、京都府知事、京都市長など72名の方々にご来賓の招待状を郵送。
  28日 改訂プログラムおよび採用抄録一覧をホームページに掲載。
  30日 第4回財務部会開催。
6月5日 家族の会第25回総会。
  6日 家族の会国際会議分科会(支部国際会議担当者会議)。
  20日 プレ国際会議福岡フォーラム
7月8日 家族の会奨学金決定。
  14日 厚生労働省説明。厚生労働省記者クラブ記者会見
  28日 ディナー予約受付締切(国内分)
8月6日 ディナー予約受付締切(国外分)
  7日 第4回組織委員会開催。
  16日 早期事前登録締め切り
9月15日 国立京都国際会館打ち合わせ。
  17日 後期事前登録締め切り。宿泊締め切り。
  18日 プレ国際会議(福島・神戸)
  22日 家族の会理事会
  25日 ボランティア説明会
  29日 記者会見
10月10日 ADIスタッフ来日。国立京都国際会館視察。
   11日 ADIと打ち合わせ。
   12日 ADIと家族の会打ち合わせ。ADI理事研修会。理事夕食会。プレ国際会議(千葉)
   13日 ADI指名委員会。財務委員会。理事会。
   14日 国際会議受付開始。ADI総会。プレ国際会議(京都)。無料半日市内観光。
   15日 国際会議開催。開会。レセプション。
   16日 国際会議開催。ディナー。
   17日 国際会議開催。閉会。
   18日 ポスト国際会議(秋田・芦屋)
   19日 ポスト国際会議(東京・富山・広島)
11月15日 国際会議事務局会議
   21日 家族の会理事会
12月4日ー5日 家族の会代議員会
   6日  第5回財務部会

2005年
2月17日 国際会議記録ビデオ「新しい痴呆ケアをめざして世界がつどう」完成
3月20日 国際会議報告書完成
      国際会議第5回組織委員会開催。国際会議の総括と決算見込党を承認し、組織委員会、プログラム部会、総務部会、財務部会、
      会議 運営委員会の解散を決める。国際会議事務局は監査終了までとする。
4月4日 羽原伊久雄公認会計士の会計監査を受ける。国際会議事務局解散。

以上で国際会議の全作業は終了。

組織委員会委員一覧

氏名 所属 備考
長谷川和夫 聖マリアンナ医科大学(理事長) 組織委員会委員長
中村重信 広島大学医学部名誉教授・ADI医学科学諮問委員会委員 組織委員会副委員長
本間昭 東京都老人総合研究所精神医学部(部長) プログラム部会委員長
杉山孝博 川崎幸クリニック(院長) 総務部会委員長
足立啓 和歌山大学システム工学部環境システム学科(教授)
新井誠 筑波大学社会科学系大学院(教授)
中島紀恵子 新潟県立看護大学(学長) プログラム部会副委員長
篠崎人理 きのこエスポアール病院(本部長) 財務部会副委員長
雨宮洋子 総合ケアセンター泰生の里(総合施設長) 国内諮問委員会副委員長
大熊由紀子 大阪大学人間科学部(教授) 国内諮問委員会委員長
猿山由美子 家族の会滋賀県支部前代表 財務部会委員長
永島光枝 家族の会千葉県支部前代表 総務部会副委員長
笹森貞子 家族の会東京都支部代表

プログラム部会委員一覧
氏名 所属 備考
本間昭 東京都老人総合研究所精神医学部(部長) 部会委員長
中島紀恵子 新潟県立看護大学(学長) 部会副委員長
中村重信 広島大学医学部名誉教授・ADI医学科学諮問委員会委員
足立啓 和歌山大学システム工学部環境システム学科(教授)
新井誠 筑波大学社会科学系大学院(教授)
今井幸充 日本社会事業大学大学院(教授)
雨宮克彦

社会福祉法人泰生会(理事長)

斎藤正彦

新宿一丁目クリニック(院長)

青木信雄 龍谷大学(教授)
村川浩一 日本社会事業大学社会事業研究所(所長)
太田喜久子 慶応義塾大学看護医療学部(教授)
松田正巳

静岡県立大学看護学部地域看護学(教授

遠藤英俊 国立療養所中部病院老年科(医長
田中稔久 大阪大学医学部精神医学教室(講師)
笹森貞子 家族の会東京都支部代表

総務部会委員一覧
氏名 所属 備 考
杉山孝博 川崎幸クリニック(院長) 部会委員長
永島光枝 家族の会千葉県支部(代表) 部会副委員長
梅本富美子 家族の会事務局国際関係担当
シワニ・ナンディ 家族の会事務局国際関係担当
雨宮益久

婦人生活社「やさしい手」(編集長)

北川公子 新潟県立看護大学
篠崎千佐

元家族の会長崎県支部(世話人)

大熊由紀子 大阪大学人間科学部(教授)

財務部会委員一覧
氏名 所属 備考
猿山由美子 家族の会滋賀県支部代表・理事 部会委員長
篠崎人理 きのこエスポアール病院本部長 部会副委員長
五十嵐利 家族の会福島県支部世話人
雨宮洋子 総合ケアセンター泰生の里(総合施設長)

運営委員会一覧

氏名 所属 備考
守本孝造 洛和会本部長  委員長
荒綱清和 家族の会理事 副委員長

国際会議事務局

氏名 所属 備考
三宅貴夫 家族の会理事 局長
松島慈児 元特別養護老人ホーム施設長 副局長
手原美良 事務局員
島田富子 事務局員

参考:国際アルツハイマー病協会国際会議開催地

 年      開催国 アジア太平洋地域会議 備考
1985 ベルギー(ブリュッセル) 不参加
1986 フランス(パリ) 家族の会からレポート提出
1987 アメリカ(シカゴ) 長谷川和夫顧問参加
1988 オーストラリア(ブリスベーン) 不参加
1989 アイルランド(ダブリン) 不参加
1990 メキシコ(メキシコシティ) 三宅事務局長初参加
1991 オランダ(アムステルダム) 高見代表参加
1992 ベルギー(ブリュッセル) 家族の会加盟。代表団派遣。若年期痴呆の報告。
1993 カナダ(トロント) 痴呆と性などの報告
10 1994 スコットランド(エジンバラ) 世界アルツハイマーデー採択
11 1995 アルゼンチン(ブエノスアイレス) 国際会議開催申請(不承認)。早期発見ネットワークの報告。
12 1996 イスラエル(テルアビブ) 痴呆と災害の報告
13 1997 フィンランド(ヘルシンキ) 早期発見ネットワークの報告
14 1998 インド(コーチン) 1)   同 アジア太平洋地域会議発足
15 1999 南アフリカ(ヨハネスブルグ) 2)シンガポール 拘束などの報告
16 2000 アメリカ(ワシントンDC) 3)シンガポール 日本開催承認
17 2001 ニュージーランド
(クライストチャーチ)
4)   同 日本から家族の会会員ら30余名参加。
介護保険などにつて報告。ADIと国際会議
について打ち合わせ(クライストチャーチ)。
18 2002 スペイン(バルセロナ) 5)中国(香港) 家族の会会員ら20余命参加。若年痴呆などについて報告。
ADIと国際会議について打ち合わせ(バルセロナ)。
19 2003 ドミニカ共和国(サントドミンゴ) 6)オーストラリア(メルボルン) 家族の会から10数名参加。招待スピーチをする。
ADIと国際会議について打ち合わせ
(メルボルン・サントドミンゴ)。
20 2004 日本(京都) 7)スリランカ(コロンボ) ADIと国際会議について打ち合わせ(コロンボ)
21 2005 トルコ(イスタンブール) 8)シンガポール
22 2006 ドイツ(ベルリン)

国際会議の案内

国際会議のサイト
日本語版 家族の会代表 国際会議議長 ADI議長 最新情報 組織委員会 プログラム 参加登録 採択抄録 会場案内 宿泊 問い合せ スケジュール 寄付 その他 リンク
English site AAJ President Conference Chairperson ADI Chairperson What's news Committee Program Registration Abstract Accommodation Access Venue Information Secretariat Date Other Link

国際会議サイト(英語版から)(2003/10/15-2005/3/31
国際会議サイト(1)  国際会議サイト(2)

i-mode 国際会議の案内
Blog  国際会議の案内
パワーポイントによる案内

ウェブサイトの案内(会議直前にGoogle 検索で国外80サイト以上、国内50サイト以上)
国外例
Alzheimer's Association (USA)
Contemporary Nurse
International Health Economics Association
国内例
けあコミュニティー(Toshiba)
日本老年精神医学会
全国痴呆生高齢者グループホーム協会

その他
家族の会京都奨学金(1加盟協会・1名・10万円):国別受給者名
国際アルツハイマー病協会発行「国際会議参加の旅行手引き」(英語)


記録
ウェブサイト掲載記事
国際アルツハイマー病協会第20回国際会議に66の国から4000人以上が京都に集う(10月17日
国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都・2004は、10月15日から17日まで国立京都国際会館で開催され、66の国から4000人以上(うち海外から600人以上)の研究者、医療職、介護職、建築家、法律家、行政関係者、介護家族そして痴呆の人が集いました。
痴呆ケアに関するレベルの高い多彩な内容で、多くの国々から多様な職種の人たちが参加したこの大規な国際会議の主催は、国際アルツハイマー病協会ADIと社団法人呆け老人をかかえる家族の会で、後援は世界保健機関WHOと厚生労働省など64の団体でした。
国際会議のサブテーマは1日目が「痴呆ケアの将来戦略」、2日目が「痴呆の人と家族」、3日目が「痴呆と人権」でした。
開会式では、家族の会の高見国生代表理事が「ぼけても安心して暮らせる世界を目指し、京都会議を痴呆への理解と支援が一層広がる契機としたい」とあいさつを述べ、ADIのヘンリー・ブロダティ議長が「世界で最も高齢化が進んだ日本で、過去最大規模の会議が開けた。痴呆症患者は高齢者に限らず、年々増加している。会議で京都宣言を出し、痴呆支援への行動を進めたい」と開会宣言しました。 初日は、会長を務める長谷川和夫・聖マリアンナ医科大理事長や、臨床心理学者の河合隼雄・文化庁長官らが基調講演を行いました。
2日目の基調講演では、谷口氏が家族介護の体験を語り、3日目にはアルツハイマー病の越智氏らが自らの経験と思いを語りました。
3日目のADIとWHOの共同ワークショップでは10/66研究者グループが、従来、2000年時点で1800万人と推計されていた世界の痴呆症患者数を、2440万人と大幅に上方修正し、今後も加速度的に患者が増え、2040年には8200万人にのぼるとの見通しを初めて明らかにしました。
その上でADI側は、○適切な診断・治療の確立○地域社会での介護支援体制づくり○偏見をなくす啓発や教育の実施○各国への政策・法整備の要請−などを盛り込んだ行動計画をWHOと共同で検討する方針を示しました。
来年の国際会議は2005年9月28日から10月1日までトルコ・イスタンブールで開催されます。
2006年の国際会議はドイツ・ベルリンで2006年10月12日より14日まで開催されます。
なお国際会議前に開催されたADI総会では、新たに台湾、イラン、レバノン、ポルトガルの4カ国のアルツハイマー病協会の加盟が承認されADIは70の国と地域の協会からなる団体となりました。
国際アルツハイマー病協会の機関紙 Global Perspective 2004 Dec,号の報告(英文)
国際アルツハイマー病協会の報告(英文) (日本語訳)
国際痴呆擁護支援ネットワーク(DASNI)のレポート(英文)
Timly Topics in Medicine Dementiaの報告(英文)
国際認知症擁護支援ネットワーク(DASNI)レポート
シンポジウム「誰が介護する?介護の今-国際比較」(2007.10.16)

講演のスライド(ADIのサイトより)

以下の6つの講演のスライドがADIでサイトで紹介されています。すべて英語で。閲覧するにはパワーポインターのソフトが必要です。
Care for people with dementia in an aging society - Dr Jose Bertolote, WHO(PowerPoint - 361KB)
Future strategy for dementia care in an aging society in Asia and the world - Dr Vijay Chandra, WHO/SEARO (PowerPoint - 79KB)
A triumph of hope and endeavour - Harry Cayton, Department of Health, England (PowerPoint - 896KB)
Future Strategies - Henry Brodaty, ADI (PowerPoint - 311KB)
Including people with dementia - Christine Bryden, DASNI (PowerPoint - 212KB)
Looks Can Be Deceiving - Dementia, The Invisible Disease - Marilyn Truscott, Alzheimer Society of Canada (PowerPoint - 161KB)

写真展
Cathy Stein Greenblat "ALIVE WITH ALZHEIMER’S" (pdf 400K) 写真(Greenblat氏と展示)
江原一禎「失われた記憶 Lost Memories」 Sakana Photography に掲載


痴呆の人のための「静かな部屋Quiet Room for people with dementia


国内ウェブでの報告
読売新聞 痴呆ケア新潮流、ぼけても心は生きている…アルツハイマー病国際会議
News ゆう 痴呆の人たちの声に、耳を傾けて・・
東奥日報 高齢者の痴呆ケア充実を
岩波書店 変わりつつある認知症に対する認識-国際アルツハイマー病協会第20回国際会議に参加して-
エーザイ [社会活動] 国際アルツハイマー病協会 第20回国際会議・京都・2004(日本文)  英文
生活支援研究会 国際アルツハイマー病協会国際会議2004in京都  
Magazine Links まだまだこれから・・・第20回 『アルツハイマー国際会議』
認知症予防ネット 国際アルツハイマー病協会 第20回国際会議in京都2004ポスター発表参加して 
シンポジウム「誰が介護する?介護の今-国際比較」(国際長寿センター)pdf900K
国際アルツハイマー病協会 京都会議から(NHK)
第1回 ぼけても心は生きている 2004年11月16日
第2回 私が私であるために 2004年11月23日
第3回 こんなケアを受けてみたい 2004年11月30日
「痴呆の人とともに暮らす町づくり」地域活動推進キャンペーン授賞式・地域活動報告会


国外ウェブでの報告
二○○四年十月京都楓葉之旅 陳孝平(台湾)Trip of Maple Leaves to Kyoto, 2004-10-14~2004-10-18 Michael Chen(Taiwan)

絵画展 
アートセラピーの12ヶ月 〜アルツハイマー病の人たちがアートと出会って〜
共催:日本臨床美術協会
アートセラピーの12ヶ月pdf3M


写真集
国際会議写真集 http://alzheimer.fc2web.com/
写真で見る国際会議(三宅編) (1) (2) (3) (4)(5)

写真集(スライド)
第1日(10月15日)

開会式 基調講演1(H.ケイトン) 基調講演2(河合隼雄) 基調講演3(長谷川和夫) ランチョンセミナー1(S.ゴウティエ) 
教育講演1(武田雅俊) 教育講演2(G.ワイズマン)
シンポジウム1 ワークショップ1 ワークショップ2 ワークショップ3 ワークショップ4 ワークショップ5 ADIワークショップ1
口頭発表1 口頭発表2 
アネックス1 
レセプション 記者会見1 その他1
第2日(10月16日)
発言介護家族 基調講演4(R.T.ウッズ) 基調講演5(P.ブラウン) ランチョンセミナー2(S.デコスキィ)
シンポジウム2 シンポジウム3 シンポジウム4 シンポジウム5 ワークショップ6 ワークショップ7 ワークショップ8 ワークショップ9 ワークショップ10
ワークショップ11(写真なし)ADIワークショップ2 ADIワークショップ3 ADIワークショップ4
口頭発表3 口頭発表4 口頭発表5 口頭発表6 口頭発表7 口頭発表8 口頭発表9 口頭発表10 
アネックス2 ディナー 記者会見2 その他2
第3日(10月17日)

発言認知症の人 基調講演6(R.バトラー) 基調講演7(D.ラッシュ) 基調講演8(V.チャンドラ) ランチョンセミナー(P.ホワイトハウス)
シンポジウム6 ADI/WHO共同ワークショップ ワークショップ12 ワークショップ13 ワークショップ14 ワークショップ15 ワークショップ16
ADIワークショップ5 口頭発表11 口頭発表12 口頭発表13 アネックス3 その他3
その他
ADIセミナー(10月15日) 国際アルツハイマー病協会総会(10月14日) 国際アルツハイマー病協会20周年記念パーティー(10月14日 京都国際ホテル) 国際会議準備風景

ビデオ
記録ビデオ「新しい痴呆ケアをめざいして世界がつどう」(日本語・東京シネビデオ作成 35分)(youtube)


その他の記録
国際会議最終プログラム(日英語・国際会議事務局作成・参加者配布)表紙pdf
国際会議抄録集(日英語・国際会議プログラム部会作成・参加者配布)表紙pdf
国際会議報告書(日本語・国際会議事務局作成:家族の会で希望者に配布)表紙pdf
世界アルツハイマーデーから国際会議―2015年の「高齢者介護」に向けて―(家族の会作成:家族の会で希望者に配布)表紙pdf
第20回国際会議・京都2004年埼玉県支部参加報告感想集
参加者数 都道府県別pdf 国別pdf
評価 ADIアンケートよりpdf 家族の会会員の意見(一部)pdf 参加者の意見(一部)pdf 
部門別評価 家族の会会員による評価(数値)pdf 会員による評価(自由記入)pdf 三宅貴夫の評価pdf
その他:名札 看板原稿(一部)(pdf1.2M) 支援カード(英語・日本語)pdf バッグ
救援協力病院:洛和会音羽病院 日本バプテスト病院
国際会議決算書pdf

報告
ワークショップ12「痴呆性高齢者の医療・福祉サービスにおける意思決定」(pdf.1.6M)(Home Care Medecine2005年3月号掲載文)
ワークショップ2:その人を中心とした痴呆介護Dementia Care Mapping(水野裕)600Kpdf
組織委員会副委員長中村重信先生の論文(洛和会病院医学雑誌Vo1.16 2005 Marchより)(pdf:4M)
秋山治彦先生(東京都精神医学総合研究所)の論文(Cognition and Dementia vol4.no2 2005 より)(pdf.1,6M)
スリランカアルツハイマー病協会年報2004-2005
京都薬科大学Frontier News 2005年4月号
Long Term Care for the Elderly: Lessons from Japan by Cathy Stein Greenblat, PhD
京都国際会館レポート(Vol.5 平成17年2月1日発行)(pdf160K)
ボブ・ウッズ(ウェールズ大学教授・老年臨床心理学)「パーソン・センタード・ケア ―認知症・個別ケアの創造的アプローチ」2005年4月より        


国際アルツハイマー病協会の展示
国際アルツハイマー病協会20年の歴史(日本語版pdf11M)
国際アルツハイマー病協会加盟の各国のアルツハイマー病協会の活動


国際アルツハイマー病協会年次総会議事録
Minutes of the ADI Council meeting(英文)
Kyoto International Conference Centre, Japan
14th October 2004 10.20 -15.45


国際会議前後に開催された国内の地域国際会議一覧


Kyoto Declaration: Minimum actions required for the care of people with dementia(pdf12K)
三宅貴夫;この宣言は国際会議が終了した後に見られるようになる。ADIでどのような過程で生まれたか、当時の事務局長に聞いてもはっきりしなかった。WHOの地域精神保健指針が元になっている。


「総合ケア」2005年3月号掲載
「高齢化社会における痴呆ケア」 ―国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都・2004から学ぶ―

社団法人呆け老人をかかえる家族の会副代表
京都保健会盛林診療所所長 
三宅貴夫

1. はじめに
2004年10月15日から17日まで国立京都国際会館で開催された「国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都・2004」は、「高齢化社会における痴呆ケア」をメインテーマに、66の国と地域からの600人以上も含め4000人を超える多数の参加者に加え、多様な領域の参加者と多彩でレベルの高いテーマでの講演や報告があり、開催前からマスコミに取り上げられ、わが国で初めての痴呆ケアに関する国際会議として評価された。この国際会議の事務局長として4年余り準備に関わってきたので、その立場からこの国際会議について報告する。
2. 国際アルツハイマー病協会とは
国際アルツハイマー病協会(Alzheimer's Disease International。以下ADIと略す。注1)は、1984年にアメリカのアルツハイマー病協会の呼びかけで、当時国レベルのアルツハイマー病協会があった6カ国の代表らがアメリカワシントンDCに集まり結成された。活動の目的は、国レベルのアルツハイマー病協会の設立と活動支援、アルツハイマー病など痴呆に関する地球規模の啓発、世界保健機関などの痴呆に関連する国際組織との連携、調査・研究の推進であるが、その基本とするところは痴呆の人と介護者を支えることである。このため、機関誌の発行、World Alzheimer's Day と呼ぶ全世界的な啓発活動、啓発リーフレットの配布、ウエブサイトの開設、Alzheimer University と呼ぶ各国アルツハイマー病協会スタッフの研修会、途上国の痴呆実態の研究、そして毎年の国際会議の開催である。
今回の京都での国際会議の前に開催されたADI総会で新たに7つのアルツハイマー病協会の加盟が認められ、ADIは世界73の国と地域―その半数はいわゆる「途上国」―のアルツハイマー病協会からなる国際的民間団体となった。
社団法人呆け老人をかかえる家族の会(国際名:Alzheimer's Association Japan、以下「家族の会」と略す。注2)は1992年に加盟した。
3. 国際会議の準備
ADIの国際会議は、基礎医学、医療、ケア、介護家族と痴呆の人への支援、啓発、住居環境、社会政策、人権、アルツハイマー病協会の活動など多彩なテーマを取り上げ、研究者、医療職、介護専門職、施設管理者、建築家、法律家、行政職、ボランティア、介護家族などが多領域の人たちが参加する極めてユニークの国際会議である。3年前からは痴呆の人自身も参加するようになった。
この国際会議には、いわゆる「先進国」だけでなく高齢化率は高くはないが高齢化は確実に進んでいるなかで痴呆が無視できない医療、社会の課題となりつつある中国やインドなど途上国からの参加者も少なくない。こうした国々からの参加は資金的に容易ではなく、家族の会は1国1人10万円で30カ国へ奨学金を提供した。
このような国際会議を日本で開催することは、痴呆の医療やケアに関する世界的な動きを日本で知ることができ、この20年余の日本での痴呆への取り組みを世界に発信しその内容を国際的に点検する機会にもなり、さらに家族の会を国内で広く知らせるチャンスになることなどを家族の会で議論を重ねた。その結果2004年日本開催をADIに提案し、2000年のアメリカでのADI総会で開催が承認された。
日本開催が決まると、さっそく家族の会内に会員からなる国際会議準備委員会を立ち上げた。委員会は既に決められた開催日、開催地、テーマ「高齢化社会における痴呆ケア」のほかに国際会議の規模、内容、公用言語、同時通訳、準備のための計画と組織、資金、国際会議委託企業者などについて概要を決め、特に国際会議の要となる組織委員会については長谷川和夫聖マリアンナ医科大学理事長を委員長に推薦し、医療職、介護職、建築家、法律家、ボランティア、介護家族などからのなる組織委員会の委員を提案した。
2001年に国際会議事務局を家族の会内に開設し、10月には第1回の組織委員会を開催し、この組織委員会のもとにプログラム部会、総務部会、財務部会を設置することも決めた。
基調講演やシンポジウムなどプログラムは国際会議の最重要事項であり、プログラム部会と国際会議事務居とはADIの助言を得ながら3間の全体会議や分科会の構成、取り上げるテーマ、招待講演者、一般報告などについて検討を重ねた。また同部会は、メインテーマのもとに各日のサブテーマを「痴呆ケアの将来戦略」「痴呆の人と家族」「痴呆と人権」と決めた。人権を積極的にテーマとして取り上げることはADI国際会議では初めてのことである。ADIは国際会議にその時々の世界最高レベルの内容を求めている。総務部会は、会議の開催準備、参加の呼びかけ、マスコミ等への広報活動のほか、人と人との交流の場でもある国際会議をより楽しくするレセプションなど諸行事について検討した。今回はADIから要請された痴呆の人がくつろげ交流できる「痴呆の人の部屋」についても検討した。国際会議開催には多額の資金を必要とするが財務部会は、資金の半分を占める参加登録料のほかに寄付金、助成金などの確保に取り組んだ。
この準備過程で、国際会議の意義と内容と準備について家族の会の会員に広く合意が得られるような取り組みも繰り返し行わった。家族の会の会員が自分たちの国際会議でもあることを認識し自らの活動することは欠かせないことであった。
今回の国際会議についてADIから日本あるいはアジアの痴呆の人自身の発言とこれに関連した分科会をプログラムに必ず盛り込みことが強く要請された。これについては国際会議開催年に、日本の2,3の都市で痴呆の人自身が公の場で発言するようになり、家族の会も「痴呆の人の思いを知る調査」も行っているなどADIの要請に応える状況にあった。
国際会議組織委員会は、開催1年前に開催を案内しプログラムの概要を公表し一般報告の募集し、参加登録を開始した。一般報告の応募が予想以上の350編以上集まり、早期事前登録者も開催1月前で3000人を超えた。この時期から新聞などで国際会議についての報道が始まり、開催中も開催後も大きく取り上げられ、広く国民に知れ渡った「国民的国際会議」と呼んでもよいと思われるほど大きな規模で実りある国際会議となった。
4. 国際会議から学ぶ
国際会議は、3日間で8つの基調講演、2つの教育講演、3つのランチョンセミナー、6つのシンポジウム、16のワークショップ、6つのADIワークショップ(各国アルツハイマー病協会の関係者向け)、14分科会の口頭発表、28分科会のポスター発表があった。これらを合わせると450近い多くの発表が行われた。これらの発表は、レベルの高いものが少なくなく、テーマもアルツハイマー病の予防、早期診断、薬物療法と非薬物療法との組み合わせ、痴呆の人への支援、若年期痴呆や早期痴呆への取り組み、地域でのインフォーマルなサポート、施設でのケアの質、介護家族のQOL、介護家族の経験交流、知的障害の痴呆、生活環境、痴呆の人の人権擁護と意思の尊重、虐待と身体拘束の予防、アジアにおける痴呆ケアなど多彩であった。さらに会場となった国立京都国際会館の別館では、30以上のアルツハイマー病協会の活動展示、家族の会41支部の活動展示、痴呆ケアに関するビデオ紹介、写真展、芸術療法展、さらに企業・団体展示を3日間にわたって行った。
この多彩な国際会議の事務局長として筆者は、3日間の会議が円滑に運営されているかなどを確認し必要な指示をするため会館内を動き回っていたので特に分科会の発表や討論を聞く機会が少なかったが、印象に残り学ぶことの多かったことをいくつか挙げたい。
1) 痴呆の人が自身の思いを語る
今回の国際会議を特徴づける最も重要な発表であった。今回の茨城県の70代男性と福岡県の50代の男性が大勢の参加者の前でその思いを語った。この二人は、残された記憶をたよりに原稿を綴りそれを読みながら、発病前の苦労多くも楽しい思い出、もの忘れが目立つ発病時期の不安、アルツハイマー病と診断されたときの葛藤、家族への思いと家族の支え、信頼できる医師たちとの出会い、記憶障害を持ちながらの生活の期待、そして病気の治療への希望など淡々と語った。会場からはすすり泣きの声も聞かれ、痴呆の人の思いを直接聞くことから、参加者の多くが痴呆の考えを改め、より理解を深め、本人中心の痴呆ケアの重要性を認識したのではと考えた。
2) 痴呆の人を支える
これに関連して痴呆の人を支えることに関連したシンポジウム、ワークショップが4つ持たれた。そのなかには痴呆の人自身が語る分科会もあり、若年期痴呆あるいは初期痴呆の人をどう支えるかを問うたものもある。ワークショップ「痴呆の人が求めるもの」では、アメリカアルツハイマー病協会でボランティア活動もしているダビッドソン氏が12年におよぶ夫の介護のなかで夫の思いを汲み取り、語り合えるときは語り、ことばを失っても歌で絆を保ち、できるだけコミュニケーションを持ち続けることの大切さを述べた。
3) 物語の尊重する痴呆ケア
文化庁長官で臨床心理学者の河合隼雄氏は、基調講演「高齢者と高齢化社会をどう考えるか」で、高齢者の個人差を尊重すること、高齢者の思いを個別的に聴くことの大切さ、「高齢者はなにもしないからすばらしい」ととらえる逆転した考え方、現代では失われかけてはいるが高齢者の知恵を学ぶこと、日本の家族のなかで人間関係が希薄になり高齢者がそのなかにおかれていることなどを述べ、最後に例え記憶が薄れていても10分でも1分でも何かを思い、何かに感動する痴呆の人の「物語」を尊重するケアの視点を強く提案した。
4) 文化を配慮したケア
アメリカのアルツハイマー病協会ロスアンゼルス支部の事務局長であるP.ブラウン氏は、スペイン系、アフリカ系、アジア系など他民族都市での痴呆の人と家族への地域活動を報告した。この人たちの言語、文化的背景、生活暦を尊重した情報提供、相談活動、デイケアなどの支援の重要性について実践を交えて語った。日本国内でも地方ごとの風土、言葉、食生活、文化の違いがあり、それに配慮したケアの必要性と、さらに在日韓国人や朝鮮人の高齢者への文化的配慮の乏しいわが国の現状について考えさせられた。
5) 途上国の痴呆ケア
今回の国際会議を特徴づけるものの一つとしてADIとWHOとの共同ワークショップがあった。途上国の痴呆の実態についてはあまりよく知られていなかったが、1998年にイギリスのM.プリンス氏を中心に10/66痴呆研究グループ(10/66とは世界の痴呆の人の66%が途上国に住んでいながら世界の痴呆研究費の10%しか使われていないことを意味する)が、途上国での最新の疫学調査をもとに2000年の時点で世界の痴呆の人を2440万人と上方修正し、2040年には5200万人と推測している。特に中国とインドで大幅な増加を予測さるとし、痴呆はアジアの問題でもあるとも指摘した。これに対して、WHOのL.M.ベルトローテ氏は途上国での極めて少ない医師、看護師、介護専門職、保健・社会保障費の現状を報告し、痴呆ケアの向上させるにはこうした専門職の養成も欠かせないことを強調した。
途上国といえども確実に高齢化が進むなかで痴呆の人も確実に増え、従来の家族機能が崩れつついるなかで専門職の養成、社会サービスの向上が不可欠であることはいうまでもないが、当面できることとして痴呆についての社会的啓発活動、介護のほとんどを担っている家族への支援、痴呆を最もよく診る地域の一般医師の教育、小額の資金でも運営できるデイケアなどの地域的なケアは途上国のいくつかのアルツハイマー病協会でも取り組んでいるが、これらは先進国、途上国の共通の課題といえる。
5. おわりに
痴呆への関心が高まり、地域や施設でさまざまな痴呆ケアが取り組まれ、介護保険を痴呆ケアを中心に据ようと見直し作業が行われているこの時期に日本で世界レベルの痴呆ケアに関する国際会議が開催されたことの意義が大きい。この会議から日本でこれからどう取り組うんだらよいか、世界各国でどう取り組むかの課題に向けた多くの情報とヒントが得られたと思う。
最後に、国際会議の準備してきた事務局長として、多くの方々、多くの団体からのご理解とご支援があってこそ実りある会議が開催できたことに心から感謝申し上げたい。
なお次回の第21回ADI国際会議は、2005年9月28日から10月1日までトルコ・イスタンブールで開催される。詳しくはウエブサイトhttp://adi2005.orgをご覧ください。

注1:国際アルツハイマー病協会の事務局
Alzheimer's Disease International
45/46 Lower Marsh, London SE1 7RG UK
TEL:+44-20-7620-3011 FAX:+44-20-7401-7351
E-mail: info@alz.co.uk  Website:www.alz.co.uk
注2:社団法人呆け老人をかかえる家族の会の事務局
〒602-8143京都市上京区堀川丸太町京都社会福祉会館
Tel:075-811-8195 Fax:075-811-8188
メール:office@alzheimer.or.jp ウェブサイト:www.alzheimer.or.jp


京都府医師会発行「京都医報」2005年1月号掲載
「国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都・2004」の事務局長を務めて

盛林診療所 三宅貴夫

昨年10月15日から17日の3日間、国立京都国際会館で開催した「国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都・2004」の事務局長として4年間の準備に携わった。この国際会議は、ロンドンに本部がある国際アルツハイマー病協会(Alzheimer’s Disease International、以降ADIと略す)の活動の一環として1985年から毎年世界各地で開催している。私が20年以上かかわっている社団法人呆け老人をかかえる家族の会(日本名:Alzheimer’s Association Japan、以降「家族の会」と略す)は、1992年にこのADIに加盟した。
この国際会議の特徴は、基礎医学からケアさらに政策までアルツハイマー病など痴呆に関する幅広いテーマを取り上げ、研究者から介護家族までの多様な人たちが一堂に会する唯一の国際会議でもある。私が会議に初めて参加したのは1990年のメキシコの時であったが、そのすばらしさと楽しさを知り、2000年のアメリカ・ワシントンDCでのADI総会に2004年日本開催を提案して承認された。
家族の会関係者以外の人も含めた国際会議の組織委員会、プログラム部会、総務部会、財務部会および国際会議事務局を立ち上げ、国際会議開催が近づいて運営委員会も設けた。メインテーマは「高齢化社会における痴呆ケア」とした。国際会議の要となる組織委員会は、委員長に「長谷川式スケール」を開発した長谷川和夫聖マリアンナ医科大学理事長になっていただき、医師、看護師、建築家、法律家、施設管理者、ジャーナリスト、ボランティア、介護家族で構成した。プログラム部会は、プログラムの全体の構成と基調公演やシンポジウムなどのテーマと演者と決め、一般報告の募集も行い、財務部会は国際会議で大きな課題である資金集めと支出の検討を重ね、総務部会では国際会議の準備や会議全体の構成について検討した。こうした委員会を準備し、まとめ、決定事項を実行し、さらにADIとの交渉を行うのが国際会議事務局である。もっとも事務局といっても常勤1名、あとはボランティア2名だけでその一人が私であった。ADIとは日常的にメールでやり取りしたが、2000年以降ADIの会議が開催されたクライストチャーチ、バルセロナ、メルボルン、サントドミンゴ、コロンボでADIのスタッフや議長と私の拙い英語で直接交渉した。
今回の国際会議には66の国と地域から約600人が参加した。このなかには先進国だけでなくいわゆる途上国からも多くの参加があった。こうした国々−特にインドと中国−でも確実に高齢者が増えるなかでアルツハイマー病など痴呆が無視できない医療や社会の課題となりつつあり、関心が高くなっている。途上国の人にとって国際会議の旅費、参加費、宿泊費はとても高く、参加は容易ではない。家族の会は、こうした国々の人のために小額ではあるが援助として奨学金(1国1人10万円を30人分)を提供した。
国際会議そのものは、予想を超えた4000人以上の多分野の人たちが参加し、アルツハイマー病の予防から痴呆の人の人権など多彩な内容でレベルの高い講演、報告など行うことができた。事務局長として3日間会館の隅から隅まで円滑に運営されているか確認して回った。幸い開催前から多くの新聞で取り上げられ、開催期間中も多くのマスコミが取り上げ、私が当初提唱した「国民的国際会議」が半ば実現し、今後の日本のそして世界の痴呆ケアの向上にささやかに寄与できた国際会議になったのではと事務局長を務めた者としてうれしく思っている。
いうまでのなくこの国際会議は家族の会の会員のほかに多くの方々のご支援なくしては実現できませんでした。そのひとつとして後援団体となり「京都医報」で会員に広く案内していただいた京都府医師会に謝意を表したい。


国際アルツハイマー病協会リマー事務局長来日
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京都での5日間-2004425日〜29日)
      国際アルツハイマー病協会(ADI)のエリザベス・リマー事務局長とヘレン・リーガン事務局員のお二人が10月の国際会議の打合せに425日から29日まで京都に来られました。その5日間を簡単に報告します。

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早朝、お二人は関西国際空港(関空)に到着。三宅国際会議事務局長が迎えました。海外からは関空に到着することが便利であること、関空から京都までのアクセス(JR、バス、MKシャトルタクシー)について説明しました。
京都のホテルで少し休んでいただき、午後2時から国際会議の会場となる国立京都国際会館を視察しました。これには高見代表ら家族の会、国際会議事務局、 ジェイコムが同行しました。リマー事務局長は、会議が行われるすべての会議場、部屋を見て回りました。このなかには「痴呆の人の部屋」「家族介護者の部屋」も含まれています。
会場について打合せの後、ディナー会場となる宝が池プリンスホテル、ADI20周年記念パーティーの会場となる京都国際ホテルも下見しました。

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午後1時から午後4時半まで家族の会事務局のある京都社会福祉会館で通訳(梅本・ナンディ両氏)を入れてADIと家族の会との58の事項について第1回の 協議をしました。まず417日に開催したプログラム部会で決まった国際会議のプログラムについて話し合いました。全体会議冒頭の介護家族の話(2日目) と痴呆の人の話(3日目)は日本あるいはアジアから出してほしい、一般報告者のなかからワークショップで報告できる人を出してはどうか、一部の分科会の時 間帯を変えてはどうか、演者や座長に女性を多く入れてほしいなどの意見が出されました。
協議の後、家族の会京都府支部の世話人と意見交換しました。リマーさんらは事務局のパソコンを使ってメールを送っていました。家族の会事務局にロンドンからのお二人がいる様子をみて、「国際会議近し」との印象でした。
夕方からは、歓迎夕食会を京都市内の保養所で家族の会、国際会議事務局、京都府支部の人たちを交えて持ちました。

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この日は午前中に清水寺などの市内観光。午後は、京都洛和会の二つのグループホームと一つの特別養護老人ホームを見学しました。これには国際会議組織委員会副委員長の中村重信先生が同行しました。翌日聞いた印象では、古い家屋を改造したグループホームがよい、職員のケアが優れている、グループホームの自己負担は高くないかなどとのことです。

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午後から第2回の協議。これには高見代表が加わりました。プログラム以外の細かい事柄について話し合いました。広報、展示、昼食、コングレスバック、招待 講演者の主催者負担、会計報告、ADI関連会議など。そして今回、ADI の企画で家族の会の会員(1支部の1人)を対象に痴呆の人への関わり方についての特別セミナー(イギリス・アルツハイマー病協会のこの分野の専門家が講義する)についても打合せをしました。
夜は、家族の会事務局近くで送別夕食会を持ちました。高見代表からお礼と国際会議に向けて共にがんばりましょうとの挨拶がありました。

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早朝、京都からMKシャトルタクシーで関空まで。三宅国際会議事務局長が見送りました。
注:翌日、リマーADI事務局長より、京都訪問のお礼とすばらしい国際会議なるとの確信しているとのメールがありました。


ADI総会(2000年 ワシントン)

リマー事務局長と打ち合わせ(2002年 バルセロナ)

第3回プログラム部会(2003年 東京)

第19回ADI国際会議(2003年 ドミニカ共和国)

Quiet Room for people with dementia

From “Global Perspective” of ADI
As at previous ADI conferences, a quiet room was provided for people with dementia - a large bright sunny room, simply furnished with comfortable seats, refreshments, computer facilities, and an outdoor terrace. The room had a spectacular view of a lake, hills and a beautiful, restful and restorative garden with Japanese styled trees and greenery.
Round the clock interpreters and attendants were available. The room was always welcoming and people from around the world were encouraged to chat to one another. Sometimes sad conversations were translated but mainly they were full of fun and laughter, showing that humour can transcend this disease and different languages.
Christine McGregor, ADI’s elected board member responsible for supporting people with dementia said, ‘I was privileged to visit the quiet room and I retain vivid pictures of what I saw and experienced there, especially Doreen Cairns (from Scotland) getting a Japanese lady with dementia to smile- the first time in so many months that her supporter promptly phoned the family to tell them of her happy reaction.’
In addition, Peter Ashley (UK), set up a computer network for people with dementia like himself who could not attend the conference.

From the Marilyn G.'s Report of Canada
Our group of People with Dementia was assigned a large sitting area away from the bustle of the hallways and speaking rooms. This was a welcome haven to rest in and to meet with others, including Myrna Blake from Singapore, and Kunio, Eicho and other Japanese delegates and their care-partners and families. The A.D.I. and Japanese organizers made full efforts to enable our participation and they provided us with some lovely young women who looked after our needs, brought in pastries and drinks, helped us with e-mail on the computer in the room, and translated Japanese and English for our members. With the translators and our heart-felt smiles, we were able to communicate very well with each other.