2000年に向けての花粉症対策
このタイトルを見て、「なんで来年の対策なの?」と思われるかもしれません。しかし、いまさら何をしても、今シーズンの花粉症は起きてしまいます。でも、来年に向けてなら、さまざまな対策を講じることができます。
「治療より予防」は医療の鉄則。花粉2000年問題を克服しましょう。
まずすべきはアレルギーテスト
花粉アレルギーテストは、ぜひやりましょう。これは血液検査をすることによって、あなたの体内に潜む花粉に対するアレルギーを調べるものです。スギだけでなく、ヒノキなど十数種類の花粉に対してのアレルギー反応を調べることができます。
この結果を知ると、結構感動します。私もほとんどの植物の花粉に対してアレルギー反応を示すことが分かり、一年中花粉に脅かされているんです。(後日私の結果をアップしたいと思います)
眼科で「花粉のアレルギーテストをしたい」といえば、検査してくれるはずです。血液を専門の研究機関で検査するので結果が出るまで2週間ぐらいはかかるかもしれません。もちろん保険はきかないので5000円ぐらいはかかるかもしれませんが、その価値はあります。
医者へかかる
花粉症の症状がひどくなってから医者に駆け込む人がいますが、これはダメです。治療より予防。まず、1月中に眼科に行きましょう。そこで「私、スギ花粉症なんですけれども」というと、たいていの医者は飲み薬を処方してくれます。
これは花粉症を治すのではなく、アレルギー反応が出にくくするようにしてくれる薬です。いわば体質改善に近いことなので、すぐに飲んで効き目が出るものではありません。飲み始めて1ヶ月くらいしないと効果が現れません。すなわち、花粉が飛び始める2月中旬から考えると、少なくとも1月中には飲み始めたほうが良い。
私はいつも面倒がってこの薬を飲みつづけないので効き目がよくわからないのですが、少なくとも症状は軽くなるはずです。ぜひ、お試しを。
花粉が飛んでたら?その@
もちろん、マスクや専用メガネで予防するのもいいんですが、面倒くさいし、カッコ悪いですね。そこで、花粉が目に入るということを前提にした、対処療法を考えましょう。
花粉が目に入ると、本当にかゆい。さっそく目薬をつけるのもいいんですが、ここはひと手間かけてみましょう。それは、目を洗う洗眼薬を使ってみる。
カップに液体を入れて、それを目にかぶせてパチパチして花粉を洗い流すやつです。家庭では水道水で目を洗う人もいるでしょうが、カルキなどの刺激物が目に入ってしまうのはあまり好ましくありません。つまり、専用の洗眼薬を使ってみるといいでしょう。
アルガードALフラッシュ、ロートZiフラッシュ、アイボンALなどの商品があるので、薬局で好みに合わせて選ぶといいでしょう。目がシャッキリして、気持ちがいいものです。
花粉が飛んでたら?そのA
しかし、いくら洗眼薬で目を洗ったとしても、かゆいのはかゆいわけで、そんなにひどいかゆみには、目薬をつけるしかありません。まあ、本当は眼科医処方の目薬を付けるのがいちばんいいんでしょうけどもね、そういう結論になると私のサイトの価値がないわけで(笑)、ここは市販目薬で済ませましょう。
世の中には「目のかゆみ」に効くとうたう目薬はたくさん会って、それなりの効果は発揮しますが、私の一押しは藤沢薬品の「AGアイズ」でしょう。たいていの薬剤師さんもこれを薦めると思います。さすが抗ヒスタミン剤配合なのか、医療用成分配合なのか、ともかくおどろくほど効く、ハズです。
さて、これで2000年の花粉症対策はばっちりですね?今年は・・お気を付けてお過ごしください・・私もね。
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