メールサービスを使用する

ここでは「サーバー立ち上げ編」でインストールした「メールサーバー」をインターネット上で使用できるよう設定を行います。
IPアドレス変換テーブルの登録
先のWWWサーバーで設定したのと同じように、外部から接続要求があった場合、メールサーバーが動いているPCに接続されるようNAT(Network Address Translation)に登録を行います。

登録の具体例としては、外部からのメールプロトコルを1つのローカルPCサーバーに対応させるわけですからNAPT設定静的マスカレードの追加ボタンを押してテーブルの追加を行います。
静的マスカレードの追加/修正
静的マスカレードの追加/修正をします。
登録ID : 61
プロトコル : tcp
外部IPアドレス : WAN側ポートIPアドレス
外部IPアドレス入力 :
123.123.123.123
外部ポート : 25
内部IPアドレス :
192.168. 1. 2
内部ポート : 外部ポート番号と同じ 指定
内部ポート指定 : 25
smtp(ポート25)をテーブルに追加。

静的マスカレードの追加/修正
静的マスカレードの追加/修正をします。
登録ID : 60
プロトコル : tcp
外部IPアドレス : WAN側ポートIPアドレス
外部IPアドレス入力 :
123.123.123.123
外部ポート : 110
内部IPアドレス :
192.168. 1. 2
内部ポート : 外部ポート番号と同じ 指定
内部ポート指定 : 110
pop3(ポート110)をテーブルに追加。


以上で外部とメールの送受信が可能になります。
ちなみに、メールサーバーを別のPC上に構築した場合には、指定するIPアドレスを変えるだけで対応出来ます。