ルーターの設定 (ISDN)

外部からのルータに対しての接続要求があった場合、自宅に設置されているWebサーバーへ繋がるようにMT-128NET/Dのルータ設定-IP応用設定にオプションを追加します。
PCのローカルアドレスを固定する
まず、外部から接続されるローカルPCサーバーのIPアドレスを固定にするため、ルータ設定-IP応用設定オプションに以下の記述を追加します。
ip host 192.168.0.2 yourserver 12:34:56:78:9a:bc
上記の例では、サーバーとなるローカルPCのIPアドレスを192.168.0.2と設定し、名前をyourserverとしています。名前の後に書かれている数字は、イーサネットカードが固有でもっているMAC(Media Access Control)アドレスと呼ばれるもので、LANカード毎に固有の番号を持っており、一台として番号が重複することが無いと言われています。

自分で使用しているLANカードのMACアドレスを調べる場合には、スーパーユーザーになって以下のコマンドを叩きます。
#>/sbin/ifconfig -a
ed0: flags=8843 mtu 1500
inet 192.168.0.2 netmask 0xffffff00 broadcast 192.168.0.255
ether 12:34:56:78:9a:bc
IPアドレス変換テーブルの登録
外部から接続要求があった場合、上記で指定したローカルPCサーバーに接続されるようNAT(Network Address Translation)に登録を行います。ただし、ここで言っているNATとは、正確にはAutoNATと呼ばれるもので、NATIPマスカレードのアドレス変換に対応している機能です。
NAT(Network Address Translation)外部(WAN)IPアドレス1つに対して内部(LAN)IPアドレス1に変換
IP Masquerade外部(WAN)IPアドレス1つに対して内部(LAN)IPアドレス複数に変換
※IP Masqueradeのおかげで、1つのグローバルIPで複数台のマシンでインターネット出来るわけです。

登録の具体例としては、外部からの接続を1つのローカルPCサーバーに対応させるわけですからルータ設定-IP応用設定オプションに以下の記述を追加します。
ip nat 1 192.168.0.2/tcp/www ipcp

上記の設定では、
NATテーブル番号プライベートアドレスプロトコルポート/ニーモニックグローバルアドレス
1192.168.0.2TCP/IPを使用wwwで使用IPCP取得
と割り当てています。

ルータ設定-IP応用設定オプションは、以下のようになっているはずです。
ip filter 29 restrict out * * tcpfin * * remote *
ip filter 30 restrict out * * * * 137-139 remote *
ip filter 31 restrict out * * * 137-139 * remote *
ip filter 32 restrict out * * udp 137 domain remote *
ip host 192.168.0.2 webserver 12:34:56:78:9a:bc
ip nat 1 192.168.0.2/tcp/www ipcp
ip nat 32 */*/* ipcp
(太字は今回追加した設定、その他は元から登録されている設定)
一番最後の行は、外部接続に関する設定なので、消してしまったりするとインターネット出来なく(外に出られなく)なりますので、注意して下さい。

以上でルーターの設定は終了です。