- どんなソフト?
- よく見かけるボタン型ランチャーの一種です。ボタン型ランチャーとはプログラムなどをボタンに登録しておきワンタッチで起動をかけるものですが、本ソフトは次のような特徴があります。
- ソフトの特徴
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- 使い方もインストール方もシンプル。
- メモリやリソースを余り消費しない。
- マルチ ユーザーに対応している。(ログイン ユーザーごとに異なった設定が出来る)
- エクスプローラからドラッグ&ドロップで簡単に登録が出来る。
- 実行ファイル以外のファイルも関連付けされていれば登録が出来る。(ショートカットやフォルダーも登録可能)
- 登録ボタンにファイルのドロップやファイルの貼り付けを行うことで起動をかけることができる。
- カット&ペーストにより登録ボタンの移動/交換が簡単に行える。
- カット&ペーストを利用して他のアプリケーションともやり取りが出来る。
- 100個づつの独立した登録エリアを3つ持っているので最大300個のボタンを登録出来る。
- 登録ボタンにマウスを移動させると登録内容が自動表示(ツール チップ)される。
- ボタン配列を縦もしくは横に並べる事が出来る。
- 誤ってボタンをダブル クリックしても2重起動しない。
- マウス右ボタンで必要に応じたポップアップ メニューが表示される。
- 専用のアドオン モジュールを追加する事で機能を拡張できる。
- 標準のアイコンの他にスモール アイコンやラージ アイコンにも対応している。
- コントロールパネルの項目も登録できる。
- 非アクティブ時に透明度を指定できる。
- リムーバブルメディアなどに個別の設定を作って持ち運ぶことが出来る。
- レジストリを使用しない。
- ボタンやフレームの色をシステムカラーとは別に設定することも出来る。
- マルチディスプレイに対応している。
- Windows 7 に対応している。
- Unicodeに完全対応している。
- 64ビット版を選択することも出来る。
- 動作環境は?
- Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Windows 8.1(デスクトップモード)、Windows 10(デスクトップモード)の32bit OS が動作する環境。または、
Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Windows 8.1(デスクトップモード)、Windows 10(デスクトップモード)の64bit OS が動作する環境。
- インストールは?
- 本バージョンはアンインストールが簡単に行えるため、インストーラーは添付されていません。ダウンロードした圧縮ファイルを任意のフォルダに展開してください。(推奨:\Program Files\ElementTech\SLauncher)
旧バージョンを使用されていた場合にはインストールしてあるフォルダに上書きしていただければOKです。
- [注意] 旧バージョンでポータブルモードでご使用の場合には、最新版の展開前にフィックスモードにしてからファイルを展開して下さい。
- データ移行
- 今まで旧バージョンを使用されていた場合には、初回起動時に設定ファイルや情報ファイルが自動変換されます(データ変換はフィックスモードでのフォルダを対象に行われます)。データコンバートはVersion 3.0.2と Version 3.5.0 が対象となります。ただし、以前からのデータコンバージョンのクラスもそのまま実装してあるため、Version 3.0.0 以降のS-Launcherであればコンバージョンが可能だと思います。出来る限り、旧データから引き継げるように作成しましたが、環境によって変換に不具合が生じる場合があります。そのような場合には、ボタンの再登録をお願いいたします。(バージョンやOSの差違によって対応しきれない場合があります)
- コンバージョンが行われると旧バージョンで使用されていたレジストリ(Ver3.0.2)や設定ファイル(Ver3.5.0)などは自動的に削除されるため、古い設定を残したい場合にはレジストリや設定情報のフォルダをS-Launcherの起動前にバックアップしておくことをお薦めします。
- 作者のコメント
- 今回は見た目や機能的に変わるところは特になくプログラムの修正がメイン作業となっています。
と言うのも、今までは Borland Developer Studio 2006 で開発してきたソースコードを Microsoft Visual Studio 2008 へ移植を行いました。これに合わせて完全Unicode化しました。以前からもプログラム的にはUnicodeに対応していたのですが、ボタンデータなどのオブジェクトはShift-JISを使っていたため、中途半端な対応になっていました。今回は思い切ってボタンデータオブジェクトもUnicode対応にたため、クラスの構造などが一部変更になり、オブジェクトセーブの構造は大きく変更になりました。もっとも、オブジェクトのセーブにシリアライザーとか実装していればこんなに苦労はなかったのでしょうが・・・。
- それから今回、Windows 7 対応と言うことで、微細なメモリーリークを見つけて修正しました(WIndows 7では終了時に落ちるため)。また、シャットダウン時にもたつかないように終了時のコードも見直したので、終了時にS-Launcherが原因でシャットダウンできないと言うこともなくなったと思います。
- ダウンロードしてみる
- S-Launcher Version 3.6.1 32ビット版 を DownLoad する (171,990 バイト) (2009/12/14)
- S-Launcher Version 3.6.1 64ビット版 を DownLoad する (181,103 バイト) (2009/12/14)
- プラグ イン モジュール
- 時報プラグイン モジュール Version 3.6.0
- お知らせタイマー プラグイン モジュール Version 3.6.0
- 本バージョンを使用する場合には上記のプラグインをご使用下さい。3.6.0以前のバージョンは使用できません。
- 履歴
- Version 3.6.0 2009/11/20 Windows 7 対応版
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- Develop Studio 2006 から Visual Studio 2008 へのコード移植を行った。
- Unicodeに完全対応した。
- Unicode対応のため、ボタン情報クラスを大幅に変更した。
- Unicode対応のため、旧データの変換メソッドを追加した。
- ダイアログでの誤動作などを修正した。
- メモリーリークを修正した。
- Windows 7 のハイスピードシャットダウンに対応するため、終了シーケンスの見直しと変更を行った。
- Version 3.6.1 2009/12/14
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- ボタンにURLを登録したときにローカルに実体が無くてもエラーにならないようにした。