つくば市の白花ナガバノイシモチソウ
筑波の白花ナガバノイシモチソウ自生地
以前から自生地の存続が危ぶまれていた本自生地でしたが、1997年春ぐらいについに埋め立てられてしまったそうです。私としてももう一度ぐらい尋ねようと思っていただけに残念でなりません。下の写真が自生地の最後の記録となってしまいました。
★追記1998年8月
埋め立てられた空き地の周辺から、かなりの数のナガバノイシモチソウが成長しており、徐々に内側に向かって自生区域をのばしていると言う、とても喜ばしい情報を耳にしました。出来れば復活してもらいたいものです。
★追記2005年7月
建設中止になったところがあるそうで、現在はたくさん自生しているとの情報を聞きました。嬉しい限りです。機会があったら見学に行って見ようかと思います。
所在地
茨城県つくば市
一見、背の低い雑草しか無いように見える空き地に、希少なナガバノイシモチソウが群生している。普通ナガバノイシモチソウの花はピンク色で白花は珍しい。
調査を行ったときには、ほとんど乾燥状態で普通の原っぱと大差はなかった。しかし、あちらこちらにナガバノイシモチソウが見られる。
本当に雑草化している。住宅地の一角だけに近所の人の反応はどうかと言うとほとんど関心がない様子。ナガバノイシモチソウを踏みながら犬の散歩をしている人も見られた。