食虫植物入門

食虫植物ってどんな植物?
食虫植物とは昆虫や小動物を捕獲して養分にしてしまうちょっと変わった植物達です。食虫植物は主に栄養分の乏しい酸性の湿地に自生していて、他の植物達との生存競争を避けるようにして生活しています。食虫植物と一言で言っても、色々な種類があり、自然界には約450種類ほどが自生しており、人工交配された品種は100種類をゆうに越えると言われています。食虫植物には捕虫方法にいくつか種類があり、それぞれ異なった特徴を持っています。
粘りつけ式
粘りつけ式とは、葉の表面に粘性の液を出して小動物などを粘りつけるタイプの食虫植物です。代表的なものにはモウセンゴケなどがありますが、その他にも、ムシトリスミレイビセラトリフィオフィラムドロソフィルムビブリスロリデュラなどがあります。
とじ込み式
とじ込み式とは捕虫葉をとじ合わせ小動物を素早く捕まえるタイプの食虫植物です。中でも代表的なものは、ハエトリグサで夏になると園芸店でも良く見かけます。 ムジナモも水中で小動物を捕まえます。
落とし穴式
落とし穴式とは筒状の捕虫葉もしくは葉が集まって筒状になっていて、その部分に小動物を落とし込んで捕まえるタイプのものです。筒状の捕虫器を持つものには、 サラセニアダーリングトニアヘリアンフォラ などがあり、袋状の捕虫器を持つものには、 ネペンテス(ウツボカズラ)セファロタス などがあります。また、葉が集まって筒状になるタイプのものには、 ブロッキニアカトプシスパエパランツスなどがあります。
吸い込み式
吸い込み式とは袋状になった捕虫葉より、水と一緒に小動物を吸い込むタイプのものです。それらの種類には、 タヌキモ、ミミカキグサポリポンフォリックス などがあります。
誘い込み式(細管流入式)
誘い込み式とは、螺旋状になった根から地中に潜む線虫などを誘導して捕虫するタイプのものです。それらの種類には、 ゲンリセア などがあります。