和名ガムシ
学名Hydrophilus acminatus



撮影者H.m
撮影場所自宅にて
体長33〜40mm
日本での分布北海道〜九州、沖縄
生息地沼、水田、池
活動エリア水中
活動時期5月〜10月
寿命1年
採集レベルLevel 5
水生植物が多い池沼などに生息していますが、最近では個体数も少なくなっているので生息している場所を探すのが大変です。採集方法は、水生植物の間を歩いているところを捕まえるか、植物の間にタモ網を入れていき捕まえます。活動自体が遅いので捕獲するのは容易です。
飼育レベルLevel 3
大量の植物を食べるためフィルタが必要になりますが、大きめの水槽であれば比較的簡単に飼育することが出来ます。餌は水草水槽のトリミングで余った水草や煮干し、マグロの粗、キャベツなとです。ガムシは水中の水草につかまって活動しているので、水草を食い尽くしてしまうと溺れるので注意します。
繁殖レベルLevel 5
ゲンゴロウの幼虫と比べ丈夫ですが、巻き貝などを主食とするため餌の確保が大変です。モノアラガイなどを背中に乗せて食べる特徴があります。餌はモノアラガイ、タニシ、カワニナ、新鮮なシジミなどです。この手のものにしては珍しく共食いをしません。
備考
ガムシ、コガムシ、ヒメガムシは外見上似ているため、大きさを比較するのが一番わかりやすいです。
上の写真はガムシ、コガムシ、ヒメガムシを同じ尺度で並べたものです。


ガムシは水草の葉を巻くようにして産卵します。

ガムシの最終令。結構でかいです。