和名タガメ
学名Lethocerus deyrollei
地方名ドジョウトリムシ、ガタロ、シリヌキ、シリハサミ、チンボバサミ



撮影者H.m
撮影場所自宅にて
体長48〜65mm
日本での分布本州〜沖縄
生息地丘陵から平地の池沼、水田
活動エリア水面下。草に貼り付いてじっとしていることが多い。
活動時期4月〜10月
寿命2〜3年
採集レベルLevel 6
分布は広いのですが地域によって個体数の差は非常に大きいので生息地を探すのがポイントとなります。多数の生物が生息している堀上や溜め池などに生息しています。特にカエルがボロ雑巾のような死骸になって浮いているような場所は狙い目になります。採集方法は、潜んでいそうな堀上などにタモ網を入れていく方法と灯下採集などです。
飼育レベルLevel 5
大食漢で動くものしか食べないので餌の確保が非常に大変です。また大量の餌を食べるため水質が悪化しやすくフィルタが必需品となります。餌は脂肪の少ない川魚などが良いのですが、メダカや餌金でも問題がないようです。マグロの粗を大きめに切って動かしても食いついてくれます。
繁殖レベルLevel 7
タガメの繁殖の難しさは、一度に100匹近く生まれる幼生を個別飼育することと、それに応じた餌を集めることが難しさの主な原因だと思います。大抵は飼育者の方がへばります。餌は川魚やメダカ、オタマジャクシ、餌金、マグロの粗などです。