「 秋 の 彩 り 」   159cm×205cm

 街の中心から少し郊外に足を延ばすと、ぶどうやりんごの畑が広がり、高原には小さなやさしい花が咲いています。山は頂きから麓に向けて、日ごとに色づき、美しい紅葉をみせてくれます。
 自然に恵まれた、さわやかな信州の秋を、花と実と葉でアップリケキルトにしました。
 イメージを絵に描き布を選びながら、次第に広がっていく秋を楽しみながら作りました。東京育ちの私は信州に住んで、間もなく25年になります。すっかり信州の人になりました。
 (1990年「四季」をテーマにした第5回作品展)
 この作品は、1993年アメリカ・ケンタッキー州「第9回AQSキルトコンテスト」アップリケ・プロ部門の入選作です。