• ビリルビンは、寿命を終えた赤血球のヘモグロビンが変化してできた黄色い 物質で、肝臓にて生成される。
• 胆汁の主成分である。
• 本来は、肝臓から十二指腸を経て、便中に排泄される。
• 胆道系が通過障害を起こすと、行き場のなくなった胆汁の成分が血液中に 入り込みます。
• ビリルビンが血液中に大量に入ると、皮膚や眼球の白目が黄色く見える。これが 黄疸です。
• 検査値で2.5mg／dlを越えると、誰にでも黄疸がはっきりとわかるように なります。

考えられる主な病気

• 高い場合は、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、胆石症、胆のう炎、肝臓がん、胆 のうがんなどが考えられます。
• 体質性黄疸でも高くなります。