日本語をつかえるようにする

Xを入れたついでに日本語も使えるようにしてMuleも入れてみました。

とりあえず、仮名漢字変換エンジンはCannaが軽いそうなのでCannaをインストールする事にします。
インストールと言ってもパッケージ化されているのでいつものパターン

# pkg_add -v jp-Canna-3.2.2.tgz

でインストール完了です。
後は、/etc/servicesにCannaのエントリーを追加してシステムをrebootするとCannaサーバーが立ち
上がります。
/etc/servicesに追加するのは

canna 5680/tcp

の一行です。

次に仮名漢字変換サーバーとのインターフェースのインストールです。
このインタフェースは、kinput2が有名ですね。
Canna対応版のkinput2のパッケージをインストールします。

# pkg_add -v jp-ckinput2-2.0.1.tgz

インストールが終わったら次に"Shift - space"で仮名漢字変換モードになるように環境を設定します、
環境を定義するファイルはホームディレクトリの".Xresources"です、ここに

KTerm*vt100*translations: #override \
Shiftspace: begin-conversion(_JAPANESE_CONVERSION)

を追加します。大文字小文字を間違えると正しく動作しないので気をつける所です。
プロンプトから

% kinput2 &

と入力すると仮名漢字変換がkterm等で仮名漢字変換が利用できるようになります。

さて、最後にMule本体のインストールを行います、これもCanna対応版Muleパッケージをインストー
ルします。

# pkg_add -v jp-cmule-2.3.tgz

でインストール完了です、インストールできたらホームディレクトリに環境設定ファイルを作成します。
この環境宣言がないとどうもMuleで仮名漢字変換ができないです。
環境設定ファイル名は".emacs"で以下の宣言をこのファイル中で行います。

(load-library "canna")(canna)

あとはプロンプトから

% mule

と入力すればMuleが立ち上がってきます、後は好みの機能(site-lisp)をインストールしたりフォントを
インストールして自分の好みにあった物に育てて下さい。


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