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1997年8月31日更新
心病む人を描いた本
8「消えたマンガ家2」 大泉実成 太田出版 800円
前の「消えたマンガ家」もおもしろかったけど、今回のも「気味悪い」という感じと「創作する大変さ」がよくわかる。今回は「エースをねらえ」の作者とか「ガラスの仮面」とか、keiが読んでいた有名マンガ家がでてきた。
7「幸福な朝食」 乃南アサ 新潮文庫 480円
独身女性、女優を目指した女、妊娠、子供・・・これらをキーワードに狂気が徐々に表れて・・・最後は・・あまり、こころ病む人をうまく描いたとはいえないけど、(表面的な現象しか描いていない。何か足りない・・)どんどん、のめり込む本。
6「精神病棟の二十年その後」 松本昭夫 1236円 新潮社
この本は精神分裂病の著者がその症状を自分なりに分析し、日頃の生活を具体的にかかれてありわかりやすい本。妻も精神病で手を焼いている様子など、非常に興味深い。kei
5「人格改造マニュアル」 鶴見 済 太田出版 1200円
このテーマとは少し違うかなとも思うのですが著者が”心病む人”なのでここに入れました。この本自体は非常に専門的でとても勉強になります。文献でしか知らないことが、著者の体験とともにかいてあるのでおもしろい。
項目はクスリ、洗脳、サイコセラピーなど。著者はあの話題になった「完全自殺マニュアル」を書いた人。引用文献・参考文献も多し。kei

4「もうりょうのはこ」京極夏彦 講談社ノベルス 1200円
はっきりいって怖い。推理小説です。このテーマにはそぐわない本かもしれません。でも、やっぱり心病む人が描かれているのは確か。ちょっと考えさせられます。kei
3「山田花子自殺直前日記」 山田花子 太田出版 800円
最初は気持ち悪いといいう印象しかないけど、読めば読むほど何か訴えてくる本。作者の日記からの抜き書きなので(出版しようとして書いたものではないため)余計にすごい。心病む人の哀しみ、辛さ、苦しみが痛いほどでている。kei
2「おしまいの日」 新井素子 新潮文庫 520円
これはかなりおもしろい本。新井素子調の読ませ方。
主人公三津子の日記を中心に彼女の生活がえがかれてある。読み手は三津子の心が病んでいると途中から気づき、そのすごさにハーッとため息をつくのだが・・
最後にはフー。一般社会もゆがんでるよなあ。うん。kei.
1「ノルウェーの森」(上)(下) 村上春樹 講談社文庫 1冊400円
なぜkeiはこの本に惹かれるのだろうか?
この本の根底に流れる人のやさしさ、なつかしい情景、寂しさ、心に吹くすきま風
胸が痛くなるほどこの本が好きです。kei