・鹿島アントラーズ 1−0 名古屋グランパス8
鹿島
柳沢 平瀬
ビスマルク 小笠原
相馬 中田 本田 名良橋
秋田 ファビアーノ
高桑
名古屋
ストイコビッチ 呂比須
平野 岡山
山口 望月
小川 大岩 ホミルド 石川
楢崎
いつも、背筋がピンとなる開幕戦、そしてなぜか猪木が
「いち、にー、さん、だーーーー!!」 盛り上がった。^^;;
開始から中盤の厚い守備が目立つ鹿島、名古屋は攻めきれない。
特に呂比須、平野が全く目立たないし、ストイコビッチがボール
にさわれない。
11分、左サイド、ゴールラインから25m当たりからのFKを
右足で蹴る。秋田が真ん中でおとりになり、ファーの中田が
ヘディングで合わせて先制した。
鹿島で今日、効いていたのは昨年は全くボランチで出たときに
バランスを考えていなかった中田浩二。中盤のサポートの動きや
ボールダッシュから味方へ縦に当てるプレイが目立った。
前半ミスが目立ったのは相馬、動きは悪くなかったがパスでの
凡ミスは、恥ずかしかった。(4回はやってくれた。^^;;)
2トップでは柳沢が今年も昨年後半同様、シュートの意識をみせず
パスを出すので、相手DFにとっては攻められている割には、
恐怖感を与えなかったのではないか。また、直線的な飛び出しで
オフサイドも多かった。
小笠原の展開力はすばらしかった。(シュートが枠に行けばもっと)
そして本田は前半にはミドルシュート2本、そして前後半通じて
安定していた。
名古屋は望月のプレイポジションが中途半端で、ボランチなので
行きたいけど行けず、しかも山口とのバランスが悪くなった。
後半、平野を古賀に代えるとともに、3バックにする。ゼロックス
スーパーカップ同様、3バックにすると中盤が厚くなり、安定する。
これで最初からやった方が鹿島としてはいやだった。
開始早々、ファビーニョがこの日唯一の緩慢なプレイでストイコビッチが
ボールを横取り、右を独走、キーパーと一対一になるが中の岡山に折り返す。
岡山のシュートは真正面で高桑は耐えた。
56分、石川に代えて福田を投入する名古屋。FWの枚数を増やした。
66分には小川を大森に代える。
鹿島はFW2人でなんとかフィニッシュまで行くシーンも見せるが、
ボールを奪取されるところがだんだん、攻め込まれたところになっていき
嫌な雰囲気。
81分、小笠原を増田に交代する。この交代でバランスが悪くなるので
はないかと心配したが、増田が前目で絡み、少し押し返せた。
87分、柳沢ではなく平瀬を熊谷に交代、増田を前に出す。
ロスタイムにもう一度名古屋の大チャンス、ストイコビッチのセンタリング
を中で福田が合わせたが、DFがからだを寄せており、危機を脱した。
柳沢が相変わらずでもしっかり強い名古屋に勝てたのは鹿島にとって
は大きい。逆に名古屋は、ウリダがいないのはいたかった。
そして、最初から3バックで行ってもいいかもしれない。
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