・川崎フロンターレ 2−2 ガンバ大阪(等々力)


川崎F

    森山 鈴木
      今野
塩川 ペドリーニョ 鬼木 長橋
   森川 奥野 佐原
      浦上

G大阪

    小島   松波
 山口   二川   ビタウ
      稲本
新井場  宮本 ダンブリー 鈴木
       岡中

 序盤を制したのはガンバ、佐原のマンマークの弱さをつかれる。
7分、小島が左ペナルティエリアの縦のライン付近から佐原を
抜いてセンタリング、これを松波がヘディングで押し込んだ。
8分にはフロンターレがセンタリングのこぼれ球をペドリーニョ
がミドルシュートを打つが、左ポストを直撃したがゴールを逃した。
ガンバもフロンターレも自分の左サイドからの攻撃が目立った。

27分には稲本がやはり左から佐原を牛蒡抜きし、ゴロでセンタ
リング、これを松波が押し込んで大勝ムードになる。
37分には問題児佐原が寺田に交代し、フロンターレはやっと
私が考える今の一番安定した3バックになった。
40分には二連続で鈴木がポストを直撃するがゴールならず。

佐原が安定せず、長橋が守備に追われていて、得意のはずの右サイド
から形が作れないフロンターレ、左の塩川は持ちすぎるのと守備が
弱いので、ポストにあたるシュートシーンはあったが全体的にはガンバ
ペースだった。

後半もガンバペース。
61分には、相手ボールを奪い3対3から小島が左サイドで縦にヒールパス、
これを山口が走り込んで直接シュートを打つが浦上がはじき出した。
63分、持ち味の飛び込むシュートが陰を潜めていた森山が鬼木から裏への
長いクロスを受けこの日唯一の飛び込むヘディングシュートを打つが
体をひねりすぎて枠をとらえることができなかった。
67分には小島が独走するが、シュートは枠をはずれる。

そして70分、森山が伊藤彰に代わる。
この交代が当たったと言うか、今日のプレイを見る限り、彰と鈴木の
コンビがどう考えても一番合っていると感じた。今までスタメンじゃ
ないのが不思議。
75分、長橋が稲本を縦に抜きファーにセンタリング、これを彰が直接
ボレーシュートでゴール右に突き刺した。
78分、一点差でも勝っているはずのガンバがなんと、調子のいい小島
を下げて吉原に交代という痛恨の采配ミス。前に持っていく選手がいなく
なりフロンターレの攻めの時間が長くなる。

そして
86分、彰がうまく高い位置からポストプレイで長橋に渡し、
長橋がファーへクロスボールを上げる。これを今野が折り返して
伊藤彰が押し込んで、さっきまで勝ち目の全くなかったフロンターレ
が遂に同点に追いついた。

この時間帯ぐらいから、しかしフロンターレはあちこちで足をつり始める。
鈴木、塩川、長橋、鬼木は少なくとも足がつっていた。おぃおぃ^^;;

遂に延長戦に入る。延長は、ノーガードの撃ち合いながら、怒りの表情の
稲本の怒濤の上がりと長いボールに、混乱するフロンターレ。
95分、二川を森下に交代する。
102分、稲本が50m独走し、シュートを打ったがかろうじてゴール
右に外れた。
108分、フロンターレは今野をアルバレンガに交代する。
110分には稲本の長いサイドチェンジから森下のセンタリングを松波
がシュートを打つが浦上がスーパーセーブ。
このまま試合終了した。

ガンバは小島をそのまま使い続けていれば勝てたような気がする。
二川や新井場には可能性を感じた。
それにしてもビタウ、関係ないところで一人でこけまくってる。
スパイク買い換えて来なさい。

そしてフロンターレは少なくとも、今日の延長で戦っているメンツで
スタメンを組むべき。

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