その他の試合結果
山形0−3広島 大宮0−4神戸 湘南2−3福岡 甲府0−2横浜
新潟0−1京都 C大阪2−0仙台 大分2−2市原 鳥栖0−1川崎
・川崎フロンターレ 3−0 浦和レッドダイアモンズ(等々力)
川崎F
マジーニョ 鈴木
アルバレンガ
久野 ペドリーニョ 鬼木 長橋
森川 奥野 寺田
浦上
浦和
34クビツァ 7岡野
11永井 10福永
5石井 29吉野
14城定 21室井 12西野 2山田
16西部
序盤、鈴木がナイスシュートを立て続けにするなど、フロンターレ
が押し込んだ。浦和は攻守に漫然とやっている印象で、唯一魅せている
クビツァのボールキープに対して、誰も、動き出さないため、結局
セットプレイでクビツァが押し込む以外に可能性がないように思えた。
かなり一方的にフロンターレが攻めている。ここ何試合かのJ1での
試合を考えると夢のようだ。
浦和唯一のチャンスは30分、鬼木のバックパスのミスを岡野が奪い、
クビツァにパス、これをクビツァがシュートを打つが、浦上が前に
出て止めた。
35分、均衡がやぶれる。右からのセンタリングをマジーニョがなんとなく
キープして久野に落とし、久野が切り返して左隅に決めた。
後半開始直後は、浦和が気合いか何かを入れ直したのか攻めた。が、
ついてないのか、実力がないのか、3分後に、マジーニョのドリブルを
エリア内でファールしてしまい、PKをとられる。
マジーニョが決めたが、審判にモーションストップと取られ、蹴り直し
を言われるが、今度は右隅に文句なく決めてしまうことで、この後の試合
展開に哀れさが募った。
55分にはスペースに上がらないこと山のごとしだった城定に中央から
さばいたボールが行き、これをノートラップで折り返し、誰かの
ヘディングシュートがバーをたたいたが、いい攻撃だった。
この直後、岡野を13大柴に、11永井を30千島に代えた浦和。
球の巡りが交代前より良くなった感じもするが、何かが起こる雰囲気
にはならなかった。
60分、鬼木が怪我で戦列を離れる。ここまでパスがグランダーではなく
浮いていたのが気になったが、中盤のサポートをうまくこなしていたので
怪我の程度が心配である。交代で入ってきたのは今野だった。ボランチが
完全にペドリーニョ一人になるなめた交代だったが、特に問題もなく時間
がすぎる。
74分には城定のセンタリングをクビツァが振り向きざまシュートを打つが
左にはずした。
79分、点を取らなかったがそれなりにがんばっていた鈴木を伊藤彰に交代。
82分には今日の極めつけ、マジーニョがキックフェイントからちょんと右
に出して、これを伊藤彰がフリーで決めた。
86分には久野を24塩川に交代する。
3対0、まさしく完勝劇のフロンターレだった。あーあ、監督のクビ
つながるのかな
浦和は小野がいない、阿部がいない、福田がいないとないないずくしでは
あるが、そもそも、誰かにパスを出して、それを誰かが受けたのを見て
1秒たってから、次の事を考えるというようなジャイアント馬場のような
のろいサッカーで、しかもそれぞれの選手の持ち味がわざと消えるように
戦略が立てられているのではないかと感じた。
岡野が今日何回、中でポストプレイをやったか、永井がどこで何をやりたくて
ふらふらしているのか、城定のセンタリングが実はクビツァのファインシュート
を生み出しているのなら、なぜ彼が前の広大なスペースを使わないのか、
クビツァのナイスな前目でのボールキープでなんとか相手DFからボールを
押さえている姿を見ても押し上げのないのはなぜか、守備の選手が空中戦で
室井以外が競り合わないのはなぜか、
よくわからないことが多すぎる。
先週、大宮との試合で見た大分の方が意図を持ったプレイをしている。
阿部はポジションを追い越したり、対角線に走り抜けるプレイをするので
戻ってくると多少代わるが、小野が戻ってきても、以外にJ2リーグでも
今後苦しむかもしれないと感じた。 今やJ1でも通用しないだろうが、
J2ならば、全勝におごらずにハンスオフトでも呼んで、戦略の基本から
やり直すべきではないだろうか。
#だからって間違っても清雲だけはやめておくように。>浦和レッズ
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