・鹿島アントラーズ 0−3 ヴェルディ川崎


鹿島

    柳沢 平瀬
  ビスマルク 熊谷
    中田 本田
相馬  秋田 金古 名良橋
     高桑

V川崎

   金 広長
   石塚 山田
   林  小林
杉山
  米山 中沢 西田
    本並

 改装中の鹿島スタジアムは、しかしその全貌を予感させる
壮快なもの。この中で出来る選手は本当に幸せだと思う。
単にボールをキープして回しているだけでも相手を圧倒しそうな雰囲気
を漂わせ、大したプレイが出なくても相手に攻め込まれる事も
なく楽勝できる予感がしたのだが。。。
23分、右からのクロスを平瀬が落として、中田がシュートを打つ
    が上に外れる。
27分、本並が5ステップ、でペナルティスポット左で間接FK
    名良橋がちょんとだしてビスマルクがシュートを打つが
    DFにライン上でクリアされた。
32分、熊谷のセンタリングを中央で平瀬がワントラップシュート
    キーパーがはじく。
35分すぎぐらいからようやく押し返しフィニッシュに行き始める
ヴェルディ。前半を0−0で終了しても負ける要素はないと思った。
ただし、今シーズン調子のいいはずの中田浩二は、攻守に遅れた
プレイをして、体調でも悪いのではないかと思えるプレイだった。

後半に入り、ヴェルディがフィニッシュまで行き始める。
そして62分、広長を飯尾に交代した。
65分、鹿島は調子の悪い中田ではなく、最初から決めていたかのように
    熊谷を増田に交代する。

この直後である。J2かアマチュアで見そうな凡プレイ。
67分飯尾がペナルティエリア内の右をドリブルでゴールライン
ぎりぎりまで持ち込み、このとき、金古と高桑がお見合い
したところをセンタリング、誰もいないゴールにキムが中で押し込んだ。
白けるスタジアム。

73分、ヴェルディは石塚を三上に交代する。
この後、鹿島は試合出場停止のトニーニョセレーゾに代わって指揮を
とるジーコが、サテライトの試合かと思うような選手交代をする。
76分、相馬を中村祥朗に交代した。祥朗は、良い意味でも悪い意味
でも好きにしていた。^^;; 草サッカーじみたチームを、ヴェルディは
容赦なく攻める。
79分、左からのスローインをキムから飯尾にパス、飯尾がシュート
    を決めた。
80分、ビスマルクの縦パスを受けた増田が決定的チャンスを反転
    左へのシュートがはずれた。
82分、中田を中村幸聖に交代する。
86分、名良橋のセンタリングをフリーの平瀬のヘディングは上に外れる。
ロスタイム、飯尾のドリブルを金古が引っかけペナルティアークからの
直接FKをキムがたたきこんで、踏んだりけったりの久しぶりの鹿島
の試合だった。

 こんなにいいスタジアムでこの試合じゃばちがあたるよ。
 試合中に気持ちが切れてしまうのだけは良くない。

観戦記目次へ
ホームに戻る