川崎フロンターレ 1−1 名古屋グランパス8


川崎F

    森山 浦田
アルバレンガ   伊藤彰
ペドリーニョ 中西
森川  西沢 奥野 鬼木
     菊池

名古屋

  福田  呂比須
岡山     望月
  古賀  山口
藤田 大岩 大森 石川
    楢崎

4分、ファーストシュートはフロンターレ、アルバレンガの左サイド
  ラインからのロングクロス、伊藤彰のヘディングは枠の上にはず
  れた。
序盤、これまでには珍しく互角の攻撃をするフロンターレ、名古屋は
ピクシーが警告累積で出場停止で、組み立てられない。望月と岡山が
かなり頻繁にポジションチェンジをするが空回りの感じ。

序々に押し返す名古屋は、22分、ゴールから25m、正面やや左
からの直接FK、呂比須のシュートはおしくも枠の左に外れた。
24分には、石川が右サイドでここまでDFに戻っている浦田を抜いて
センタリング、福田のヘッドは惜しくも左に外れた。
33分アルバレンガが右から左にいる森川にパス、ロングクロスを
森山が、らしく合わせたが楢崎がなんなくキャッチした。
36分、藤田の左からのロングクロスをまた福田が合わせるが、左に
    はずれる。

名古屋も川崎Fも両サイドからの長いクロスを会わせる以外はなかなか
見せ場ができない。しいてあげると、呂比須が強引に振り向いた時
はチャンスらしくもなるが後はJ2っぽい攻防が続く。

後半
福田を平野に交代した。これが名古屋にチャンスをもたらすことになる。
川崎Fの右サイドが全く平野をつかまえられず、縦突破を何度も許す。
55分、名古屋は藤田を小川に交代、川崎Fはアルバレンガを久野に
     交代した。今日のアルバレンガは左からの長いクロスを
    上げるシーンが何度かありいつもほどひどくなかった。
この直後、ついに鬼木が平野につぶされる。アキレス腱じゃなければ
いいが心配である。59分、鬼木を長橋に交代した。

75分、浦田を我那覇に交代した。
直後、平野のセンタリングが呂比須にあうがシュートは外れた。
我那覇は浦田以上にFWとして攻める事が出来ず、次第にDFライン
がずるずる交代する。
(浦田はいつもよりはよかった)

76分、名古屋は岡山を原に交代した。
77分、久野の直接FKは左に惜しくも外れる。
78分、右からの石川のグランダーのセンタリングを呂比須が右足で
    きれいにシュートを決めた。
絶望感の中、よりいっそう攻められ続ける川崎F。

87分、望月のミドルシュートは菊池がなんとかクリアした。
また負けたというムードの等々力競技場。しかし、ロスタイム
奇跡が起きる。コーナーキックをなんと名手楢崎がパンチングミス、
我那覇がごっちゃんごーるで同点に追い付いた。

延長戦は消耗戦、名古屋では原が元気に何度かいいシーンを魅せた。
川崎Fではやっと長橋が縦勝負をしはじめる。つぶされたシーンも
あったが、今までずっとJ2でやっててJ1でやらなかった積極的
なプレイだった。
100分、望月のセンタリングを平野がぼれーシュートするが
    左にはずれる。
そのままタイムアップ、試合終了後、楢崎が呆然としていた。

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