日本 1ー1 スロバキア

日本:中村 スロバキア:ズリク

日本

  19西沢  12森島
    23中村
17三浦アツ    8伊東
   21稲本 15奥
 2大岩 3松田 4森岡
    18楢崎

スロバキア

     10コジュフ
 16イェジク 8ネメト 7バリシュ
              19ベツコ
3レイトネル 2ズリク 6パラホビッチ
  5バルガ 4ティムコ 
     1ススコ

W杯用の巨大スタジアムがまた出来た。
一歩中に入ると広さと大きさを感じる。そして、
日本選手への声援は大音響となった。
5分すぎに二回連続右CKを取るスロバキア。
パリシュのCK、クリアのこぼれ球をズリクが落ち着いて左隅
に決めた。

しかし好調日本はすぐに同点に追いつく。
8分、正面やや右寄りFK、俊輔エリアである。
三浦が蹴るふりをしたあとに蹴ったボールは当然のように
右すみに吸い込まれていった。かっこよすぎる。

基本的には日本がボールキープしているが完全に崩すところ
はなかなかなかった。
12分、またズリクが今度はミドルシュート、右隅に飛んだ
    ボールは楢崎が外にはじきだした。
18分、にはCKから3枚ぐらい高いのにはいられるが耐えた。
バリシュとベツコがワンツーで抜けてくるスロバキアの右サイド
に対して、三浦、大岩らが応対する。バリシュのセンタリングを
何度も止めるが、それがきっかけの右CKが非常に多い。
日本は、右サイドが伊東の仕掛けが遅れるのと、逆サイドにふるのが
遅いのでなかなか、崩しきれない。
前半終了まぎわには攻め手がなくなり、伊東と奥のポジションを代える
などしたが、そのままハーフタイムを迎えた。

51分、中村が持ち込み3対3から右の西沢に、落として稲本の
    シュートは左にはずれた。
55分、19ベツコを13ピンテに交代する。
    スロバキアの攻撃の生命線を交代したのでびっくりした。

このあと日本は攻勢になる。
56分、三浦アツの右45度直接FKはいい感じで中に上がったが
    森岡は見逃し、わくの右に外れる
57分、俊輔が持ち込み右裏へ、森島があと一歩届かなかった。
60分、スロバキアは16イェジクを17パンチクに交代する。
61分、三浦が個人技で抜き、奥に合わせるがシュートは力なく
    キーパー正面だった。
63分奥が右サイドもちこみ俊輔のヘディングは弱かった。
64分、コジュフのヘディングがふわっとゴールへ、楢崎がはじき出す。

67分、西沢を柳沢に交代する。
これで、中で頑張れる選手がいなくなる。柳沢なら森島と交代と思った。
71分、中村が浮かしのパス、柳沢が左サイドからシュートを打つ
    がキーパー正面だった。しかしやっと積極性が出てきた。

72分、俊輔を中西に交代する。
これで完全に、バックの裏にパスを出せる選手がいなくなり、しかも中西
が前にはいったことから、柳沢、中西、森島の外の裏へ逃げていくプレイ
がやたらかさなった。俊輔が調子よかっただけに謎の交代だった

78分、柳沢のシュートは真正面。
83分、奥を久保に交代する。
中西が奥のポジションにまわったが、そもそも久保を西沢と交代していれ
ばアンバランスな20分間はなかったろう。疑問が残る。
久保は短い時間の中で、身体能力の高さを見せた。中村との
コンビが見たかった。

ロスタイム、時間つぶしにはいるスロバキア
パンチクからザデクに交代する。
コジュフからファブシュに交代する。
終わってみればスロバキアの注文にはまってしまった。

日本は、スロバキアの自陣にはりつく首尾にしょうがなかった面
もあるが、右サイドのMFが前のスペースを意識するだけで
相当攻めが厚くなるのにと残念だった。
横浜でのボリビア戦に期待したい。

観戦記目次へ
ホームに戻る