日本 2−0 ボリビア
日本:柳沢(6分、33分)
日本
19西沢 13柳沢
23中村
17三浦アツ 14望月
21稲本 15奥
16中田 3松田 4森岡
18楢崎
ボリビア
9Tグチエレス
7.Rグティエレス 11サンチェス
6ロハス 8フスティニアノ
18トリッコ
17パラバ 4カマチョ 5ロアイサ 2リベラ
1フェルナンデス
立ち上がりから、アバウトなボリビア相手に、最初は後ろで
ボール回しをした日本。しかし得点はあっけなくはいった。
6分、三浦アツが左45度からFK、右足で弧を描いたボールは
ペナルティエリア真ん中の柳沢に合い、シュートは怪しげ
だったが、ボレーだったのでキーパーのわきの下を抜けて
ゴールが決まった!!
ボリビアは見るからに弱く、日本の攻めるシーンが続いた。
9分には奥がハーフライン付近からドリブルで持ち込みシュート、
キーパーにはじかれた。
日本は森岡サイドは安定しているが、中田サイドは不安定だった。
17分には、中田がマークを甘くしていたのをきっかけに右からの
センタリングからグティエレスがふりむきざまシュート
まで打たれた。
19分、左三浦から中へ流したボールを望月がもちこみシュート、
キーパーがダイビングキャッチした。
23分にも、日本の左から押し込まれ何度かシュートを打たれ、
最後、トリッコに枠に飛ばされる。楢崎がキャッチした。
27分、俊輔を森島に交代する。特にいいとも悪いとも感じなかった
のだが、残念だった。
中村がいないことから中でパスだし屋がいなくなり、稲本に
もう少しあがってプレイしないかと思ったところで、その稲本からいいプレイ
が出た。
33分、稲本が相手陣で縦パス、森島が落とし、西澤がまた縦にあてて
中で受けた柳沢が反転、キーパーを見て珍しく落ち着いて逆に
決めた!!
39分右からのCKを真ん中で森島がヘディングでせりあい、ファー
の三浦へ。三浦のシュートは惜しくもゴールの左に外れた。
41分、また右からのセンタリングをRグティエレスに合わせた、
キーパーと一対一になるが、楢崎がはじくいた。こぼれだまを
トリッコがシュートしたがこれもDFがクリアした。
どう考えても日本の方が強いが、ボリビアの後ろからのファールチャージ
に松田が熱くなっていた。また、ディフェンスラインでのパス回しはいまいち
安定している雰囲気ではなかった。
懸案事項の右サイドは望月は、奥、伊東に比べて格段に良かった。前に運んだり
スペースを意識しているので、この中では望月を使いたくなる気持ちがわかった。
左は三浦アツが存在感を示していた。
ハーフタイムで、2軍のボリビア相手に熱くなっている
松田を26.宮本に交代した。また、西沢を28.高原に交代して
オリンピック代表モードになった。
ボリビアはサンチェスを20Lグティエレスに交代した。
49分、ボリビアの直接FKが枠にいったが、楢崎がなんなくキャッチ。
50分過ぎから日本の厚みのある攻撃が続いた。
57分、三浦が左45度からファーの望月に合う。望月のシュートは
左隅に決まったが、審判がオフサイドのジャッジ、おぃおぃ!!
59分、高原が右サイドで縦突破しセンタリング、柳沢はスルー
をしてしまった。
63分三浦が縦に持ち込みセンタリング、柳沢のシュートは枠の上。
73分、三浦が縦に持ち込み、森島に落とす、センタリングは高原
に合うがキーパーがはじいた。(オフサイドだった)
攻め疲れ気味になる日本。
78分、柳沢を24久保に交代する。
80分、三浦のロングスローを稲本がヘディングで合わせるが右に
はずれた。
83分、縦パスを久保がスルー高原が右から左に流れながら受けるが
シュートは森島とお見合いになり結局森島が打つが枠の上。
86分、ボリビアは、7グティエレスを14アギレスに交代する。
87分、三浦を27本山に交代する。
久保と本山は何もすることなくこのままタイムアップ、望月のゴールが取り消
されたとは言え、あと1点取ってもらいたかったが、代表チーム自体は一年前
より格段に進歩しているとは感じた。
特にオリンピック世代はこの一年で急速な発展を遂げた。
ではシドニーは誰がいいのか?の問いには、シドニーの事だけを
考えるならトルシエだが、2002年の事を考えるならしかるべき監督
を招聘するべき(ただし、リスクをともなう)、そして、日本人を
監督にする事だけはやめてもらいたい。それならトルシエのまま
の方がまだましだ。
そして、なぜ、いつまでたっても結論を出せないのか強化委員会が
日本を弱化させる元凶になっているのは情けない限りである。
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