鹿島アントラーズ 4−0 川崎フロンターレ
ANT:ファビアーノ(46') 平瀬(59',74') 長谷川(89')
鹿島
平瀬 柳沢
ビスマルク
小笠原
相馬 中田 熊谷 名良橋
秋田 ファビアーノ
高桑
川崎F
イシドーロ 我那覇
大石 大塚
原田 鬼木
中谷 西沢 奥野 長橋
浦上
フロンターレは序盤から積極的に前に出てきて、鹿島の中盤あたりで
激しくプレスをかけボール奪取を狙う。序盤は互角以上だった。
鹿島は受けに回り特にファビアーノと小笠原ががパスもディフェンスも
中途半端だった。
9分、やっと相馬が左サイドを持ち込み切り返しから正面にシュートを
打ったがキーパー正面だった。
15分には、ファビアーノがこの時間帯で早くも3度目の相手へのパス。
しかも今回はゴール正面のイシドーロにパス。やられたかと思った。
16分には左45度から原田のライナーのFKにイシドーロが頭で
合わせるが右に惜しくもはずれた。
フロンターレのイシドーロは初試合ながらふところの深さを見せて
おもしろい選手と感じた。
この時間帯を越えたぐらいからやっと鹿島がマイボールを回し始める。
19分には直接FKのリスタートを小笠原がふわっと浮かして後ろから
走り込んだ名良橋へ、名良橋が頭で合わせるが惜しくもバー
の上にはずれた。
31分ビスマルクが右に出して名良橋がミドルシュート、浦上が
はじいた。
膠着状態に入る両チーム。このまま前半を終えて、つまんない!!
という状態だった。とにかくシュートまでいかない。
ただフロンターレのプレスは本当に90分持つのだろうかという
感じだった。
後半、
46分ビスマルクの直接FK、ファビアーノが正面でヘディングで合わせて
右隅に決めた。やっと得点だ。
56分に鬼木を鈴木に交代するフロンターレ。しかしトップの選手が
増えるとともにバランスが悪くなる。
59分、中田が中でカットして縦パス、平瀬が受けて、得意の
変なフェイントからシュート、ゴールを奪った。
68分、フロンターレは大塚を久野に交代する。
71分、鹿島は小笠原を本田に交代する。この日の小笠原はボール奪取
される場面が目立ちいまいちだった。
74分、平瀬がキープして中田を経由して左の相馬にパスをし、中央に上がる。
相馬が左の深いところからセンタリングを上げ、ファーの平瀬
にどんぴしゃあい、右隅にヘディングでたたきこんだ。
ファインゴールだ。
79分、柳沢を本山に交代する。
80分、フロンターレはガス切れの大石を浦田に交代するがコレも前の
選手、バランスが全然悪くなる。
83分、平瀬を長谷川に交代する。盛り上がるスタジアム。
その長谷川が最後に決める。
89分、左本山から中のビスマルクを経由してためてから長谷川へパス、
長谷川が落ち着いてゴールを決めた。
90分トータルで見たとき、4−0のスコアには納得だが、まだまだ
安定感には欠ける。次節のジュビロ戦が大事だ。
フロンターレは前半の45分は決して弱くなかったが選手交代が
バランスを考えないものであるとともに、とにかく得点力のなさが
すべてだ。イシドーロでは救ってくれない感じがした。
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