横浜Fマリノス 0−0 鹿島アントラーズ
横浜
城 柳
中村 木島
遠藤
三浦 上野
波戸 松田 小村
川口
鹿島
鈴木 柳沢
ビスマルク 小笠原
中田 熊谷
相馬 ファビアーノ 秋田 名良橋
高桑
試合開始から両チーム中盤の寄せが速い。特に、鹿島は熊谷、
中田が中村をフリーにせず、前半は目立たせなかった。
しかし、その分、遠藤がフリーになるのと、木島のドリブル
でかなり右を突破された。
三浦は前半は自重気味だが、攻め上がったときには、名良橋
をあざ笑うように、フェイントを一度入れるだけで置き去りに
してシュートまで持っていった。
しかし、鹿島の最終ラインは堅く、秋田、ファビが、柳、城
を押さえ込んだ。
鹿島はオフサイドラインぎりぎりを鈴木、柳沢が突破したが
どうしてもシュートが正面をついたり、上を越えたりした。
ハーフタイム、横浜は木島を永山に交代。
前半30分すぎから木島はガソリン切れだったが、この交代で
横浜の右サイドに恐怖感がなくなった。
しかし、後半になって、俊輔を捕まえきれなくなる鹿島。
65分、前半に変なオーバーヘッドをするぐらいしか目立たなかった
城(しかし、ポストプレイはそれなりにこなしていた)をエジミウソン
に交代。エジミウソンは遠目から打ってくるがいかんせん不正確。
70分すぎに柳沢が抜け出すが、川口を交わしたところで、ゴール
から遠ざかり、折り返し、小笠原のシュートはクリアされた。
76分、柳沢を本山に交代。しかし、本山は最後まで試合に参加
している感じではなかった。
このぐらいの時間帯から俊輔に長いボールを出され苦しむ鹿島。
84分、相馬を本田に交代して、中田をサイドに出す。
ロスタイムには引き分けねらいか、小笠原を羽田に交代した。
おいおい守備固めかと思った次の瞬間鹿島側ペナルティエリアで
エジミウソンと秋田が交錯。両者担架でフィールドの外へ担ぎ出された。
先にたったエジミウソンは、しかし岡山にその前に交代。足をひきずり
ながらベンチに戻っていった。
珍しく起きあがってこない秋田。まさか、ダメかと思って祈る思いで
見ていたら、なんと、ターミネーターのように立ち上がり、足を引きずり
ながらピッチに戻り、少しずつ元に戻っていって、最後にクリアした。
おそるべし。
試合は、0対0。とにかくゴールを割らないのはつまらない。
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