東京ヴェルディ1969 2−1 鹿島アントラーズ
鹿島:小笠原(26分) 東京V:石塚(78分) 米山(106分)
東京ヴェルディ1969
石塚 飯尾
三浦 北沢
林 山田
広長 西田
米山 中沢
本並
鹿島
鈴木 柳沢
ビスマルク 小笠原
中田 本田
中村祥 羽田 秋田 名良橋
高桑
初めて行く東京スタジアム、飛田給の駅が立派になってびっくりする。
東京スタジアムは、ミニ・サンドニって感じ、5万人のスタジアムは
駅から歩いて10分もかからず、使う2チームがいい試合をすれば、
愛すべきスタジアムとなるような気がした。
前半、主導権を握ったのは鹿島。ぶあいつい攻撃はしかし、フィニッシュ
までいかない。逆にヴェルディが石塚のシュートや、完全に崩して北沢
のボレー(これ自体は宇宙開発だった)などで惜しいシーンがあった。
26分、鹿島の先制シーンは攻撃のこぼれ球を小笠原がきれいにボレーで
併せて、左に決めた。
この後、追加点を取っていれば楽な展開になっていたはずだが、相変わらず
鈴木、柳沢、ビスマルクを中心攻めてはいるが、崩せなかった。ヴェルディ
は単調な感じだった。
ハーフタイム飯尾に代えて武田を投入する。そして、57分に永井が北沢に
代わり入ってきた。三浦敦と永井のドリブルのスイッチングや細かいパス交換
で鹿島の守備陣は枚数が足りているのにつききれなくなる。そして、武田
のドリブルのコースやポジショニングのいやらしさは相変わらずで、危険な
シーンが増え始める。
70分、鹿島は中村を根本に代えるが意味不明。74分には小笠原を本山に代え
たが、マークがばらばらになりはじめる。
78分、ヴェルディは中盤でボールをとって右にパスを流し、センタリングから
石塚がDFの前でヘディングで併せて、ファインゴールで追いついた。
ここからは、基本的にはヴェルディのペース、鹿島側はたまに本山が持つと
可能性を感じさせたが、いかんせん、米山、林など一対一に強いDFを崩し
きれない。
89分、鈴木を平瀬に代える。平瀬は元気いっぱいに走り回っていたが
それだけ。
95分、柳沢を青木に代える。しかし相変わらずヴェルディの方が、いい感じ。
106分、ついに米山にヘディングで決められた。
鹿島の負けは優勝争いを考えると痛い。
後半の途中からヴェルディが枚数をかけて攻めてくるとほとんど
防戦一方で何も出来なかった。
ただ、このスタジアムに足を運ぶ人が多くなるならまあいいか と思った。
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