スペイン 1−0 日本


スペイン

     サルバ  ラウル
ムニテェス          メンディエタ
     グアルディオラ エルゲラ
セルジ   ナダル  パコ    パフロ
       カニサレス

日本

    高原
       中田
   名波
服部  稲本 伊東   波戸
  中田 森岡 上村
     川口

 立ち上がりから、グランド広く使いながら攻めるスペイン。
印象に残るのはメンディエタのボールキープ、グァルディオラの逆
サイドへのさばき、そして何にもまして、圧倒的なラウル。
ただ、フランスのようなチームとしての迫力は感じない。
日本は、ラウルの好シュートを再三、守護神川口の好セーブ。
やられているが得点ははいらず、時間が過ぎる。
やはり、トップでボールがキープできないので、どうしても
守る時間が多くなる日本。

 後半になっても、攻められ続ける構図は変わらない。スペインが
どんどん選手をスタメンから落としていくのに対して、
日本は最後の方に守備要員を入れていく。
このままおわるかと思ったロスタイムに押し込まれて敗戦。

フランス戦のあとは、悲しみの中に未来を感じたのだが
1点差のこの敗戦が未来に向けて何を残してくれたのか?
自信を取り返す? 次に何がつながるのだろう。トルシエのポストぐらいか。
およそこのような状態でのフラットDFの意味がよくわからないし、
守備に手をかけていてもそこからミスパスをしていてはどうしようもない。
波戸の右サイドには好感を覚えたし、川口には真の日本の守護神
を感じさせたが、そこまで。
もし大敗していたとしても中山と高原の2トップでフラット3でやって
もらいたかった。

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