鹿島アントラーズ 2−1 浦和レッドダイアモンズ

鹿島:柳沢2(26分、86分) 浦和:阿部(89分)

鹿島
    平瀬 柳沢
  ビスマルク 小笠原
   中田  本田
内田 ファビアーノ 秋田  名良橋
高桑

浦和
         福田
 アドリアーノ
        小野     阿部  ドニゼッチ
      石井     山田
内舘  池田  井原
     西部

 鹿島はスタメンFWを平瀬、柳沢にする。平瀬は相変わらず
なんとなくオフサイドにかかりながらも持ち味は発揮。たまに突破
する。鹿島、浦和とも右からのセンタリングが上がることが
多かったが、どちらも精度を欠く。ただし、名良橋のセンタリング
はスピードがあるのに対し、山田のセンタリングはスピードがない。
これが決定的な差となった。柳沢の得点は名良橋にパスを通してから
本人もファーに走り込み、名良橋のシュート気味のセンタリング
を押し込んだモノだった。

ファビアーノがいなくなってからバランスを崩し始める鹿島。
金古では安定しないのか。

後半になると、浦和のオフェンスがいいのか鹿島のディフェンスが
集中を欠いているのかなんども突破され良い形を作られた。
特に前半は消えかかっていた小野が後半開始から20分ぐらいは
鹿島のなきどころである右サイド(鹿島の左サイド)まで飛び出し
効果的なパスを出すが、今日はなんともツゥットがいなかった。
浦和は前半から、ツゥットがいたらとってくれるのにって言う
縦へのロングフィードを繰り返していた。
試合終了間際、セットプレイから柳沢がヘディングで2点目で
勝負有り。ロスタイムに、浦和で一番存在感を示していた阿部が
得点をしたが、このまま試合終了した。
浦和は昨年に比べ守備も安定しており、あなどれないと感じた。
逆に鹿島は、まだまだ強いチームに戻るには時間がかかりそうである。

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