鹿島アントラーズ 3−2 柏レイソル
鹿島:柳沢2(71分、77分)、長谷川(98分) 柏:黄(8分)、大野(78分)
鹿島
平瀬 柳沢
熊谷 小笠原
本田 青木
中村 池内 秋田 名良橋
曽ヶ端
柏
加藤 黄
大野
平山 明神
萩村 渡辺光
薩川 ホン 渡辺
南
立派なスタジアム。本当にサッカー専用スタジアムの醍醐味を
感じる。なんだか誇らしい気分で眺めるのだった。
しかし、試合開始時に紙切れをばらまく人がいっぱいいて、
選手は本当にプレイをしずらそうだった。
序盤、レイソルの一方的な攻め。鹿島は小笠原が下がって来すぎる
のと平瀬のポストプレイがあまりにひどいのと、青木が目立たないの
とで、ボールを前に運べない。得点シーンは8分、左からのセンタリング
に対して、ファーのファンソンホンにドンぴしゃと言えばいいのか
中村がただかぶっただけと言えばいいのか。あっさりトラップから
ゴールを決められた。この後も攻められ続ける。鹿島。
特に小笠原のミスパスが目立つ。
42分、その小笠原がけがで戦列を離れることになる。。。。
鈴木に交代し早くも3トップになる。大丈夫か。
後半になり雨足が激しくなる。しかし、柏はなぜか鹿島におつきあい
をする状態になり、また小笠原がいなくなったことで、早めに
前に当てることと、鈴木、柳沢がボールをさばくシーンが目立ち
はじめ、逆に鹿島優勢になる。
62分、青木を内田に交代する。黙々と試合に参加していた青木は
まったく目立たなかった。まだまだJ1のスピードでは
アップアップの感じがした。
71分、柳沢を南がエリアで倒してしまう。これを蹴ったのが柳沢。
このシーン見てなかったが落ち着いて決めたようだ。
76分、平山を砂川に交代する柏。
77分 右からのクロスを柳沢がダイビングヘッド、ついに逆転
する!!やるじゃないか。
しかし、このまま勝てない鹿島。
78分、勝ち越し点の後、守りきれない。内田がディフェンスで持ちすぎ、
中に切り返して取られたところからレイソルに
うまく攻められ、シュートのこぼれ球を大野にたたきこまれた。
それでもこの時間帯からは常に鹿島がボールをいい感じで
前に運んでいた。一度は柳沢がハーフラインぐらいから強引にドリブル
で持っていきラストパスを出すシーンもあった。欲を言えばあれで
打ってほしかったが、今日の柳沢はよかった。
85分、熊谷を長谷川に交代する。ついに4人目のフォワードを入れる。
90分を終了したときに、今年の鹿島を象徴するように
全員へとへと状態。気力だけという感じ。
延長に突入して、柏にさきに決定機がおとずれる。
94分、柏の攻めに前に出た曽ヶ端が黄をひっかける。PK。
万事休すかと思ったが、黄のシュートを曽ヶ端が止めた。
98分、試合を決めたのは長谷川、平瀬の左からのセンタリングをファー
から飛び込みヘッドで決めた。意地だけでなんとか逆転
勝ちをものにした。
誇れるスタジアムで、凡ミスが多い中気力だけの強さではなくて、
本当に誇れるプレイをしてもらいたい。今日集まった観客と
同じだけやっぱりスタジアムに足を運んでもらいたいじゃないか。
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