W杯一次予選日本ラウンド 日本代表vsマカオ代表


日本 10-0 マカオ 

   カズ 西澤
  名波   中田
 本田 山口
相馬       中村
   井原 秋田
     川口

麒麟カップの2試合で試した3ー5ー2を使わず、4−4−2に戻した 布陣。西澤はマカオ相手だけに結果が求められる。

 前半、立ち上がりからボールを回して行く。相手ボールも取りに行く。 なかなか、ゴールラッシュがはじまらなかった。なにかあせってやってる 感じ。がそのムードを変えたのは、中田だった。17分、DFを気にせず右45度 ペナルティエリアのラインあたりから放ったボールがゴールに吸い込まれた。
 20分、名波が縦にオーバーラップしてる相馬に、そして 左サイドからのセンタリングを懐深く西澤がゴールを決める。 前半の西澤はよかった。下がりすぎ、カズに真ん中にポジションをとられる のでサイドに開き気味が気になるが、しかし、ファーのボールをヘディング で競り勝ち、いいボールを落とす。
 相馬に抜かれるマカオサイドバック、おかげで調子に乗ってたて勝負 から”左足”でセンタリングをあげる相馬。
23分、カズが右コーナー名波のセンタリングをヘディングで決める。 今度は、相馬のセンタリングをファーのカズがヘディングで競れないマカオDF に競り勝ちゴール。4点目。
名波もカズの左コーナーを頭で決める。
ロスタイム、カズがエリアで押されてPK。自分で決めて、ハットトリック達成。 前半は6−0で折り返す。

・中田が生き生きとやっている。特に得点シーンは冷静な中田ならではの  ファインゴール
・左サイドを本田、相馬、名波がからんで崩すのと対象的に、静かな右  サイドだった。
・中田と名波の頻繁なポジションチェンジがいい。

後半、森島を本田に変えて入れた。この後、足を引きずり気味の相馬に 変えて名良橋。(中村が左、名良橋が右に)これでバランスが崩れる。どうも 山口まで前に行くのが原因だと思う。
壁をちゃんと作れないマカオに対し、カズが直接FKを一本入れた。 この後、ゴールを破ったのは、中央でボールを受け左に流れながら右 に決めた中田だった。
次にカズ、中田からのスルーパスをカズが決めた。
西澤に代えて平野投入。中村に代えてもよかったんじゃないか。
最後にカズがもう一本FKを決め、6点を取ったのが79分。
10点目が入った後は、サイドにこだわりすぎ。中を使ってよかった。 そのままタイムアップ。もう1点取って欲しかったが危なげなく 勝ちを収めた。

・山口のポジションがどうも前に掛かりすぎる。本田がいなければ、DF のバランスを取るのは山口の役目のはず。
・選手が代われば、代わるほどどんどんひどくなる。うーん。
・森島、平野はもっとポストになってもらいたかった。平野が右に流れる  のは持ち味を消してると思った。

#なんだかんだ言っても、4年前のスリランカやバングラデッシュとやった  試合よりチームとしてレベルアップしてると感じた。頑張れ日本。

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