4万5千人を集めた長居スタジアム、そうそうたるメンバが
スタメンに名を連ねた。
・ブラジル
トニーニョ弟 ロナウド
デニウソン レオナルド
ドゥンガ フラビオコンセイソン
ロベルトカルロス カフー
クルス バイアーノ
ゲルマーノ
対する日本代表はカズのワントップ、点が取れそうな気がしない。
カズ
平野 中田
相馬 本田 山口 名良橋
斎藤 秋田
井原
川口
前半からブラジルのボール回しに圧倒された。
自陣にはいったところでもボールを持ってる選手にプレスをかけられない
日本。ブラジルはハーフ陣がロナウド、ソニー(弟)あたりにがんがんと
楔のパスを入れて、非常に高い位置で壁パス、ワンツーが繰り返される。
ペナルティエリアの少し手前で秋田、斎藤あたりとの勝負が多くなる。
またドゥンガのアウトの止まる左サイド前方へのロングフィードで、
ロベカル、デニウソンからのセンタリングも効果的。右サイドは
カフーが高速で抜けていき、コンセイサンのサポートがチャンスを作る。
唯一レオナルドは鹿島にいたときと芸風があまり変わらず、
マークにつけばミスをしてくれる。
特にすごいのは、二列目、三列目からの攻撃の厚さ。いくらロナウドを
挟み込んでおさえてもその後ろからどんどん選手がフリーで沸いて出てくる。
一点目、前半20分この試合を象徴するゴールが入る。
ロナウドの突破を体を張って止めるDF
こぼれだまをフラビオコンセイソン!!!!
二点目も、フラビオコンセイソン。ドリブルであがって来るのにDF
がこんらん、真横にパス、リターンをアウトサイドで右足サイドネットへ。
三点目はコーナーキックをバイアーノが頭で決めた。
完敗の日本、
日本寸評。
川口は安定していた。
DF陣、ブラジルのFWはなんとかおさえたが、脅威の中盤には結構
パニックになっていた。
名良橋、攻め上がり、ワンタッチセンタリング、シュートで合格点。
相馬、あんなものか。
本田、DFに吸収されるのもいたしかたなし、あの中盤は本田にも
どうしようもなかった。
山口、パスミスが多かった。というよりは山口あたりでボールを取る
のがブラジルのすごさ。
平野、自分がどこにいればいいかわからないようだった。
中田、チャレンジしてたが。回りのサポートもなく、(というより
サポートのコースを消されていた)スルーパスをこころみても
ことごとくカットされた。
カズ、とりあえずワントップではつらいのはわかるが、シュートは
枠にいってほしいし、中盤に下がったところで前に預けずドリブル
するのはやめてほしい。
城、後半平野に代わり登場、城がはいると攻めの形が何度かできた。
高木、またへたくそになったか。黒崎のようだった。
路木、時間短くあまりわからないが、センタリングは相馬より期待が
持てる
PS
競技場から出てきたとき、目の前にいた人がピッチでしゃべってた。
「ああ、ブラジルすごかったでぇ。みんな真ん中からドリブルで
ごぼう抜きや!!」
絶句 ^^;;。何を見てたんやろう、この人は。
現時点で私と加茂さんの折衷案では?(なんのこっちゃ)
カズと城の2トップ、オフェンシブで名波、中田、ディフェンシブ
に本田、山口、左路木、井原、小村(秋田)右は名良橋
でキーパー川口か。
ワントップやめた方がいい。
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