城 中山
北澤
中田
名波 名良橋
相馬 服部
井原 秋田
楢崎
相馬、名良橋がとても高い位置で勝負する前半。
韓国が攻め入るところもあったが、城のシュートでリズムが変わる。
北澤が右裏へスルーパス、城がシュートを打つがキーパーがはじき
コーナー。
18分右サイドからのコーナーキックを中山がドンぴしゃのヘディング
シュートを決めた。
しかし直後、22分、右サイドを駆け上がるイ・サンユンが角度のない
ところからキーパー正面にシュート、これを楢崎がはじいてなんとゴール
を許してしまう。
日本の方がサイドをあげて攻めているが、特に左のスペースをあがり、逆
サイドに大きくセンタリングが効果的で何度か崩した。
ハ・ソクジュ、コ・ジョンオンがいるときには左から崩す韓国が今日は
右から崩した。
43分には中山が抜けだし、決定的なチャンスになったが、キーパー正面
ではじかれてしまった。
・攻めている時は、服部がバックラインまで下がり秋田、井原の一枚が少し
上がり気味になるが、あまり意味がない。速攻をくらったときに、最初
にアタックする位置が下がりすぎ。
・中田はユ・サンチョルにマークされていたからというのはわかるが、それでも
ミスが多かった。例によって、日本の左サイドがうまくいかないときは
名波が下がりすぎ、中田と相馬が寄って、けんかをしている。相馬は上の
位置にいる割には、その前のスペースに走り込まない。
・城と中山が顔を出してポスト、ワンタッチで落として逆サイドの
FWや北澤に出すパスは効果的だった。
後半、出だしは中山や城にパスがわたらなくなる。DFとFWの間があき、
バランスが悪くなる。しかし韓国も攻めきれない。服部が本来のポジション
にいて、相手の速攻を遅らせていた。日本は右サイドから崩しにかかる。
58分、井原が右サイドの名良橋へ、折り返しを北澤がヘディングシュート
するがはずした。
60分、平野が北澤に代わってはいった。しかし、どうも下がり目の右目に生息
し、パスミスが多かった。平野の持ち味は生かせてなかった。強引に行ったの
は一度。それとセットプレイでのおもいきりのいいFK。それを続けて欲しい
70分、名良橋のセンタリングを城が合わせたがはずした。枠には行って
もらいたかった。
80分、岡野が中山に代わってはいった。
足の速さでコーナーを奪う。これが決勝点につながる。
87分、城がコーナーキックをヘディングで決めた。
Jリーガーのいない韓国に対してではあるが、勝った。
・後半は服部がディフェンスより前になった。
・今日の試合で高い位置でやっている両サイドだが、本番のアルゼンチン、
クロアチアに対して、90分のうち何分そんなことができるのだろうか。
やはりもっと強いチームとマッチメークをしたいねえ。
PS その後の韓国対中国は砂漠のような試合だったので途中で帰りました。^^;;
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