アクションサッカーが出来ないのか、特に韓国らしいサイドの 縦突破のない苦しい試合を見て、隣国も苦しんでいる事を 思い知らされた。第二試合、日本は果たしてどんな試合をするのか。

日本 5−1 香港

    城    呂比須
      増田
    中田
相馬   名波   山口 名良橋
   井原   小村 
     川口

 城の相手は呂比須、増田が試された。韓国戦の2トップ+北澤
と違い、増田と城の位置関係が悪い。また呂比須の動きが少ない
のでどうしてもスペースが出来にくい。増田の攻めの際の広範囲
の動きは、かえってスペースを作りにくくしているようにも見えた。
ディフェンスは、井原小村がサイドに大きく広がり、山口が下がり目

 井原    山口    小村  が大きく広がる形で3バック状態。

名波は増田がファーストアタックにディフェンスに絡んでこないので、
韓国戦と同じく下がり目のポジションを取る。よってまた中田と相馬が
絡むシーンが目立つが例によって息が合わない。
 膠着した試合を動かしたのは23分中田の直接FK。たたき込んだ。
追いつかれた後も、37分増田のドリブルからPKを奪い、
また中田がゴールを決める。
3点目は41分、井原の崩れながらのシュートっぽいボールを増田
がやはりすべりながらシュート!!ゴールを決めた。
 前半終了間際に敵ハンドでまたPKだったが中田ははずして前半を
終えた。

後半、途中増田に代わり平野、

平野はやはり何がしたいのかよくわからないが、増田ではなく深く
までディフェンスで追うので名波が上がり目に位置取りはじめ
ボールが回り始める。ゴールはシュートが跳ね返ったこぼれ玉
を名波がミドルシュートをたたき込んだものだった。
カズが残り15分で入ってきた。悪いとは思わなかったが中田のタイミ
ングが理解できなかった。またオフサイドポジションに残る事でリズムに
乗れなかった。
そして5点目、中田から名良橋へのパスからの折り返しでのいい攻撃
が続いた後の、中田から浮玉でディフェンスの背後へのパスを呂比須
がヘディングで押し込んだ。
合計5点、問題は多いがその前の韓国の試合を思い出すと、まあ、でも
まだましかと思った。

・増田を見ているとそれなら前園でいいんじゃないかという想いがした。
 #ただし、増田自体は自分のパフォーマンス通りのプレイだったと思う。
・結局FWは呂比須の1点だけ。これが課題だと思う。特に今日の城には
 不満が残った。

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