カズ 中山
中田
名波
相馬 服部 山口 名良橋
井原 秋田
川口
試合開始時間に間に合わず、国立競技場についたときは前半13分
だった。0−0かなあと思ってスコアボードを見るとなんと1点取られ
ている。岡田監督曰くディフェンシブに戦うはずの試合で早々に先制
されており嫌な予感がした。
前半の流れの中で完全に試合から孤立しているのがカズ。マイボール
で特に中田がボールを持つときに動き出さない。足元でその位置でもらい
たがる姿勢は、寄ってくるか、スペースに動くかを願うハーフ陣には
ターゲットにならず、ほとんど中山一人がその役をになうことになる。
トラップの大きい中山にはフォロー役(北澤のポジション)がいない
ダブルボランチでは落とすこともできない。
単調な攻めは簡単に中国ボールになり、逆に攻められる回数が多く
なっていく。
相馬とハーフ陣のタイミングが合わない事は、チーム全体に悪影響
を及ぼしている。相馬だけではなく全体的に、マイボールになった時の
動きダシの遅さはなんだろう。
その相馬がいいボールを中にあげた前半25分、カズのヘディングは
合わず、ゴールの上を越えていった。
35分、中田の長いドリブル突破、シュートを打ってもよかったが中の
山口に折り返す。(カズは行きすぎていた。)山口フリーで右に外してし
まう。
・試合に負けているのに相手がまわしているボールをただ見ている。
後半開始早々に得点を取ったのは中国だった。レイヘイのシュートが
決まった。
57分、カズが城に交代。このチームには唯一ヒデとタイミング
が合う城は必須になるのではないだろうか。
しかし、城は疲れ気味の中山の代わりに前のボールをチェイスする役に
回り、中山と重なり気味になるのとやはり、落としたボールにいい
タイミングでハーフ陣がからめない。
中山に代えて岡野を投入するが、岡野と城がばらばらの動きになる。
78分、北澤を山口に代えて投入するが、すでにチーム戦術を立て直す
状況ではなく、その後も単調に試合が過ぎていった。完敗。
ダイナスティ杯を通じてわかったのは、カズの限界、増田ではだめな事、
相馬がますます孤立している事etc。
この3試合で得た物はこれまでの流れでの限界が見えたと言うこと。
手を打つ可能性はあるのだろうか。
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