ゼロックススーパーカップ

鹿島アントラーズ 2−1 ジュビロ磐田

鹿島
    長谷川  柳沢
  ビスマルク    増田
      本田  熊谷
相馬   奥野  秋田  名良橋
       古川

磐田:中山、アレサンドロ、藤田、名波、奥、福西、服部、
誠、アジウソン、今野、尾崎

 今年もJリーグ開幕を来週に控えて、快晴の中、
前年度チャンピオン(天皇杯vsJリーグ)同士の試合があった。
前半、なかなか落ち着かない両チーム、10分過ぎには4人ぐらい残って
いた鹿島DFのミスから藤田がボールを奪い慎重にゴールを奪われた。
 これから後半途中までは基本的に磐田がペースを握る。原因は
熊谷、本田のバランス。ジョルジがいるときには、相手ボールになった
時、それからつながった一人目へのチェックがもっともっと厳しい。
それが熊谷はゲームに参加しておらず、藤田、名波が前を向いてフリー
でプレイすることになり、どうしてもペースを握られた。
 鹿島は今日の柳沢はそんなに悪くないが、長谷川が精彩を欠いている。
また、名良橋がイージーミスと自分サイドでの怠慢なプレイでピンチ
を招いていた。
 その名良橋が前半30分に右サイドを抜けだし、ゴールラインで折り返し、
柳沢が合わせてゴールを決めた。
 しかし、その後もジュビロペースで試合が流れていく。
 後半途中になるとジュビロは疲れが目立つようになる。途中、怒濤の枠に
いっているシュートが連続してあったが、古川がとりつかれたかのように
セーブを繰り返すのだった。90分で勝負が着かず、試合がこのまま終わるかと
思われたロスタイム、左サイドをトラップミスっぽいタッチからそのまま抜け
出した相馬がキーパーの上、右隅にシュートを決め、鹿島が勝った。

・熊谷の今日のプレイにはがっかり。特に中盤の謎のドリブルは彼の持ち味
 ではなく、本来は視野を広く持ち、長い展開が出きるはずだった。
 今のままでは、つらい。
・今日の鹿島では柳沢が安定していたが。もっとシュートにこだわって欲しい。
・この2チームに何人日本代表がいるかがわからないぐらいトラップミス、
 パスミスの凡ミスが多かった。スーパーカップはあたりの試合が多いのだが
 今年ははずれだった。

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