鹿島アントラーズ 1−4 浦和レッドダイアモンズ

鹿島
  長谷川 真中 
 ビスマルク 小笠原 
阿部  本田 名良橋
相馬  奥野 水筑
    古川

浦和レッドダイアモンズ
土田、ネイハイス、西野、山田、石井、ペトロビッチ
城定、ベギリスタイン、小野、大柴、福永

前半
開始4分、混戦のこぼれ球をビスマルクがキーパーの重心の
移動の逆へインサイドできれいに流し込んだ。鹿島が先制ゴールだ。
この後前半は、浦和の遅攻で、鹿島が流している感じ。
逆に鹿島がボールを取って攻めるときには、浦和DFがおたおたして
おり、楽勝ムードだった。
 しかし、得点にこだわりはじめた鹿島。
30分にはセットプレイ左ビスマルクのCKを水筑がドンぴしゃ、しかし
ポストに跳ね返される。
34分には、やはり遅攻の浦和のボールを取って深い位置から右前に
フィード、名良橋が独走でキーパーと一対一になるが、はじかれる。
攻めにDFの枚数をかけはじめた鹿島が一瞬のすきをつかれ
ベギリスタインから福永の独走、落ち着いて、キーパーとの一対一
を決めた。同点にされる。

しかし、後半、下がりすぎる小野が前目に残りチェックをしはじめ、
ベギリスタイン福永、小野の位置関係がよくなり、逆に鹿島は阿部が
ばて気味になる。
47分、左ベギリスタイン、福永から小野へ、小野が冷静にシュート
を決め逆転される。
49分には福永がまたいいキープをし、左から上がる大柴へパス。
大柴についている水筑は、まるでフットサルみたいにショルダーチャージを
せず、なんとシュートを打たれてしまう。ゴール!!2点差。
51分、鹿島は長谷川に代えて柳沢を投入。
56分には真中、小笠原をマジーニョ、増田へ代える。
60分、しかし途中交代のマジーニョが、CKのDFで、ネイハイス
に不当なチャージをし、PKをとられてしまう。冷静に決める
ベギリスタイン。
この後の鹿島は交代のカードをすでに3枚切っており、無策。
増田が一番目立つという状態。柳沢は全く消えていた。
67分、城定を渡辺に、76分大柴を岡野に交代した。
3点差がついていて楽勝の浦和、しかしネイハイスが増田のドリブル
を引っかけ、2枚目のイエローカードで無意味な退場をする。
81分ベギリスタインが広瀬に交代。
その後の攻撃が単調で浦和は楽に試合を流し、タイムアップした。

・阿部は、DFの裏をねらったふわふわパス。しかも3回ぐらい
 ルックアップしてそこに出したら誰でもわかる。しかも後半のDF
 はルーズだった。
・奥野は逆転されてから中盤にやたら顔を出しはじめた。はっきり
 言ってバランスが悪くなるだけで意味がなかった。
・1ヶ月前にはフランスを確定したと思っていた柳沢が、昨年の秋頃
 のプレイに戻ってしまっている。今日のプレイを見た岡田は多分。
 落とすな。
・今日は福永のプレイがよかった。
・小野のワンタッチプレイはすごいし、2タッチでプレイするときの
 ワンタッチ目もすごい。
・情けないがジョルジーニョが帰ってくるまで勝てないかもしれない。

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