鹿島アントラーズ 3−1 ヴェルディ川崎


鹿島
    柳沢 マジーニョ
ビスマルク 阿部
    本田 内藤
  相馬  奥野 秋田 名良橋
       高桑
監督代行関塚

川崎
菊池新 エンリケ 柱谷 中村 三浦ヤス ラモス
北沢 前園 カズ エウレル 高木

前半
慎重な立ち上がりながらマイボールで進めようとするヴェルディ、
しかしじょじょに鹿島がボールを持ち広く動かし始める。
9分、鹿島が阿部のミドルシュート菊池がはじき出す。
序盤はヴェルディはシュートまでいかないながらもいい雰囲気だった。
特にカズは最悪の時期を脱し、一対一で勝つ場面が多くなる。また
中盤を右から左へ自由に動いていた。
しかし、
22分前園が2枚目のイエローカードで退場、鹿島は有利となる。
どちらも足の裏を見せたスライディングで、チームにとっては
顰蹙な退場。
33分、ビスマルク、相馬の連続オーバーラップからセンタリング
惜しくも菊池にはばまれる。
35分、ビスマルクが名良橋にわたし、名良橋がセンタリング
柳沢のシュートはキーパー正面。
その後、エンリケがブラインドで柳沢の太ももにけりを入れる。
きたない。
44分秋田がいきなりミドルシュート、枠を大きく外れる。
そのまま前半を終える。

・阿部のふわふわパスはタイミングをくずす。小笠原の方がいい。
・マジーニョは相変わらずぱっとしない。
・一人少ないがヴェルディペースとも言える前半だった。

後半
エンリケにやられ足を引きずっていた柳沢に代えて長谷川を投入。
50分エウレルが秋田をかわし抜け出し、奥野がよれず、センタリング
逆サイドにながれたが高木がふりむきざまシュート、
角度はなかったがゴールを決める。
(実は相馬のオウンゴールだったらしい。)
54分カズが大きく左へだしエウレルをカットしたがこぼれを北沢
シュート、わずかに左へ外れる。
61分内藤と阿部に代えてジョルジーニョと真中を投入。
ジョルジーニョがあたり、完全にペースを握りはじめる鹿島。
67分ビスマルクに当てたボールジョルジーニョが右に走ったので
つられるヴェルディ、真ん中にいた真中がフリーでシュート
ゴールで追い付いた。
直後エウレルが抜け出すがサイドネット。
71分エウレルに代わりエドウィン。
75分鹿島がFKで出そうとしたボールをエンリケが蹴る。
無意味な2枚目の黄色でレッドついに11人対9人になる。
77分、真中が落としたボールを相馬が右足でミドルシュート、
ゴーーーール!!ついに逆転した。
80分名良橋センタリング、マジーニョ、オフサイド。
81分長谷川おしくもキーパーにはばまれる。
ロスタイム真中が50cmトラップでラモスをぬきマジーニョへ。
おちついて左に決めた。

・ジョルジーニョの上手さを改めて知らされた。内藤から代わってから
 ヴェルディはどうしようもなくなっていた。
・欲を言えばもっとボールを早く動かせば9人のヴェルディからもう少し
 点をとれたかもしれない。

観戦記目次へ
ホームに戻る