・日本U21 1−0 アルゼンチンU21
日本
FW・ 福田
MF・ 中村、小野
中谷 稲本 石井 市川
DF・戸田・宮本・古賀兄
GK ・南
オリンピックまで主役を担うU−21のお披露目試合。輝いたのは
予想通り稲本だった。前半10分ぐらいからボールに絡み始めると
攻めでは中谷、中村に効果的な配球、守りではアルゼンチンの楔の
パスのインターセプトで、マイボールにした。攻めでは小野が厳しい
マークとまわりとのタイミングの違いでミスが多く、また中村は
いい攻めを見せるがシュートの意識が薄く、ワントップのトップ下
としてはものたりない。福田が前目でボールキープできないことも
あり、ペースはアルゼンチンだったが、フラットな3バックという
危険にも見える最終ラインが常に異常に高い位置をキープしており
アルゼンチンの攻めをしのいだ。宮本をはじめ3人は終始安定していた。
得点は稲本が真ん中で福田との壁パスを決め、リターンでもらった球
をミス気味ながらも中村にヒールで送り、中村がループシュートで
決めた。
後半になって、キープできない福田に代えて高原、この日精彩を
欠く小野に代わり明神、そして左に中谷に代わり古賀弟を入れた。
明神と稲本のポジションを逆にして、稲本を前に出してもおもしろ
かったかもしれない。古賀弟は持ち味を出していた。
1−0のままで試合終了、これに柳沢が加わり2トップになると
アジアでは最強のチームができあがるだろう。
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