・鹿島アントラーズ 4−0 JEFユナイテッド市原


鹿島
  長谷川 柳沢
 ビスマルク マジーニョ
相馬  阿部 内藤 名良橋
  奥野  秋田
    高桑

市原
下川 山口 中西 井上 酒井 寺川
栗原 エンリケ 廣山 武田 バロン

 開幕戦、君が代斉唱は柳ジョージ、1年半前のソウル・チャムシルスタジアム
での彼の熱唱を思い出した。 快晴の国立競技場で絶好のサッカー観戦日和だ。
 本田が怪我で抜けて、心配される初戦のしかし開始30秒ぐらい、
マジーニョがサイドに散らしたボールの折り返しを受けたマジーニョが流し、
長谷川がゴールを決めた。行け行けムードの鹿島は危ない場面もほとんどない。
 秋田、奥野のどちらかがあまり、どちらかと内藤が相手の2トップを押さえた。
JEFはサイドがぜんぜん上がってこない(あがれない)ので2トップをしっかり
おさえればほとんど迫力がなくなる。 酒井はうまくボールを散らしていたが
寺川は消えていた。 柳沢の成長により鹿島の攻めには迫力があった。
90分間柳沢を押さえることはとても無理だろう。
 そして、相変わらず、独特のドリブルをするマジーニョがペナルティエリア
でこかされる。28分、ビスマルクがPKを落ち着いて決めて、勝負の行方は
ほぼ決まった。
 ここから後も終始鹿島ペースで、興味は柳沢のゴールに移りはじめる。
柳沢は惜しいシーンを何度か演出した後、73分だった。センターライン
より少し出た当たり、左サイドライン際で、ロングボールのトラップで
山口を抜き、そのまま35m独走し、きっちりシュートを決めたのだ。
 おなかいっぱいのシーンの最後は長谷川、マジーニョが中央を持ち込み右
に軽く流した。長谷川が落ち着いて足でけりこみ、4−0と完勝した。

 市原は後半開始から出てきた、高校生阿部がよかった。寺川でなく
彼を最初から入れたら?と思ってしまった。林君は最後に出てきたが特に
何もすることはなかった。惜しいのは廣山、彼にスペースで勝負させる
ようなボールがまったく出てこなかった。

今日の鹿島は本当に強かった。今年も必ず優勝をあらそうチームとなりそう
である。

観戦記目次へ
ホームに戻る