・川崎フロンターレ 3−1 ヴァンフォーレ甲府


川崎F
    我那覇 ティンガ
    桂
久野   高田 大塚 長橋
   森川 佐原
中西
      浦上

ヴァンフォーレ甲府
渡辺、新明、大柴、吉田、阿井、金子、土橋


試合がはじまってしばらくして、見てて明らかにチームとしてのレベル
が甲府の方が下であることがわかる。しかし、甲府は自陣に多く人をかけ
ることで、川崎の攻めを防いでいた。攻めさせたのかどうかわからないが
前半25分すぎから、甲府が高さをいかして何度かセンタリングからの
ヘディングでゴールをおびやかす。しかし、守りの枚数が少なくなる甲府。
40分、サイドから崩し、キーパーと我那覇が競り合い、さらに中にこぼれ
たところをティンガが押し込んで川崎が先制した。
1点リードしたことで落ち着いた川崎、途中佐原が怪我で交代した。
しかし、65分頃、久野がキーパー正面、ゴール裏に強烈なシュート
で2点目。
我那覇が浦田に交代。この時間帯に川崎は攻め込まれ、甲府に1点返される。
桂に代わり岩本を投入。しかし、岩本は相変わらず、何がしたいかわからない
のと、ボールに絡まない時間帯が多くて、バランスが悪くなる。
甲府にも追いつくチャンスがあると思った時、
ティンガが78分にボールを受け反転して抜け出し、落ち着いてループシュート
を決めた。この後もバランスは悪かったが、そのまま試合終了した。

J2だからいいが、久野と高田はミスパスが多すぎる。このままではJ1に
上がっても苦労してしまう。下位チーム相手にしっかりとしたプレイを
して欲しかったが、前に見たときに比べ、安易な感じがした。
そして、岩本は、センタリングの弾道はすごいのだが、それだけ。
今日はトップ下でプレイしていたのだが、チームとしてもそもそも
彼に何を望んでいるのか。フリーで勝手なことをするだけだったら
他の選手を使った方がいいのではないか。
しかし今日、やっと2位とJ1昇格圏内に入ることができた。
J2レベルに満足することなく厳しいプレイを続けて欲しい。

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