・ペルー 1−1 ベルギー


ペルー
1 オスカル・イバニェス 3ファン・レイノソ 16 ルイス・グアダルペ
4ミゲル・レボシオ 14ホルヘ・ソト 8ファン・ハヨ
5ホセ・ペレーダ 7ノルベルト・ソラーノ 10ロベルト・パラシオス
9 フラベルト・マエストリ 11 クラウディオ・ピサロ

ベルギー
1 フィリップ・デウィルデ 3 ゴルダン・ビドビッチ 4ロレンゾ・スターレンス
2 ベルトラン・クラソン 5バート・グール 6 イブ・バンテルハーゲ
8 ステファン・タンゲ 9 マルクヘンドリクス 10 サンディー・マルテンス
7 ウイルリリードデルブルック 11ヘルト・ベルヘイエン

西京極競技場に待っていたのは、ワールドカップと同じ歓声だった。
試合前からつめかけるペルー人、半ばペルーホームのような状態。
そして、その応援に答えるように開始早々から、個人技でベルギーを
圧倒するペルー。
6分、ペルーはマエストリが左サイドを突破して右隅にゴールを決める。
ペルーはこの後も何度も個人技で突破していく。わき返るペルーの応援。
いいところのなかったベルギーはしかし、30分コーナーキックをとる。
コーナーキックのこぼれ球、ペナルティエリア外から直接、
タンゲが蹴りこみ豪快な同点ゴールを決めた。そのときの競技場のどおっと
言う歓声が心地よかった。
ベルギーが押し返しはじめた頃から試合は膠着状態に入る。
ベルギーの攻めはマルテンスがDFの背後を狙う長いボールばかりで
単調だった。また、ベルギーにしてはサイドを有効には使ってなかった。
しかし、独特の長い手足、体を活かしており、ワールドカップ本大会で
見たチームよりはかなり弱くなっていたがしかし、らしさが出ていた。
ペルーは飛ばしすぎ。後半は足下でボールをもらいたがり、突破もできなく
なり手詰まりになっていた。残りはただなんとなく時間がすぎた。
試合開始からの30分間が90分あればなあと思いつつも、京都で
その短い時間だけでも楽しいひとときを過ごせて幸せだった。

日本にとって難しくない相手と見た。
きっちり勝って結果を出してもらいたい。

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