・日本 0−0 ベルギー(国立競技場)
日本
呂比須
中田
名波 藤田
相馬 田坂 伊東
秋田 森岡 斉藤
川口
ベルギー
12デブリーヘル 3ビドビッチ 4スターレンス 15デブリュル
5バート・グール 6バンデルハーゲ 7デルブルック
8タンゲ 9ヘンドリクス 10マルテンス 11ベルヘイエン
日本の攻めは中田を起点とするとき、チャンスが訪れる。トルシエ
のチームに主役はいないという言葉とは違い、まるで中田なしでは
なにもできないチームに映った。
3バックのラインがユースチームに比べて5mぐらい深いのではないか
と思った。そして、もったいないのは田坂、伊東、藤田あたりがうまい
はずなのに余裕がないプレイに見えた。
ベルギーの攻めは、日本のミスパス
(森岡、秋田、伊東、藤田、田坂は少なくともやってた)
から9、10が前に運んで11がシュートというパターン。
特にDFラインのフリーでのミスパスは勘弁してもらいたい感じだった。
呂比須は前半かなり飛ばしてワイドな動きをしていた。しかし、問題
はワントップで2列目とサイドが積極的な攻撃をしかけないことで
左サイドの相馬は3バックのサイドプレイヤーとしてはもの足りないし
右の伊東は持ち味を出してないと感じた。本格的なサイドプレイヤーが欲しい。
柳沢とヒデのコンビプレイは2002年には不可欠と感じた。
30分だけでもタイミングは序々にあってきたと思った。
ボランチの選手は攻め手がなくなったときもっと柳沢の足下を使えば
いいのにと思った。
両チームのチャンスは以下の通り。
3分ヒデから名波、センタリングを呂比須がヘディングシュート。枠を
はずす。
8分 9ヘンドリクスの突破から10マルテンスへ、マルテンスのシュート
は川口の正面。
13分、森岡のミスパスから11ベルヘイエンが抜けだし川口の上を
ループシュート、これを斉藤がヘディングでクリア。
16分、ヒデがDFから出たボールをもらう姿勢でノールックでタテパス
呂比須が胸トラップからシュートだが枠をはずれる。
23分、名波、中央をワンツーで抜けてDFラインの裏にたてパス、藤田
が抜け出すがオフサイド。
28分、藤田、お笑いシュート。
40分、相馬のパスミスから右をヘンドリクスに持ち込まれ、センタリング
ベルヘイエンのシュートは川口の真正面。
43分、秋田がパスミスからマルテンスのシュートまで行かれる。
ロスタイム、左からのFK、ベルヘイエン?のヘディングシュートは左ポストに
あたり、川口に向かって跳ね返り、ラッキーにもセーブ。
後半、田坂を服部に代える。
49分、呂比須のセンター左より25m直接FKは力無く、キーパーがキャッチ。
50分、ヒデが左前のスペースに出し、相馬が追いつくがセンタリング
は合わず。
53分、名波のFKを秋田がヘディングするが惜しくも左にはずれる。
56分、左センターライン付近からドリブルであがる中田が右サイドのテル
にパス、テルが後ろから右外に回った服部にタテパス、服部のセンタリング
を藤田が合わす、こぼれ球を呂比須がシュート、キーパーがキャッチ。
58分、藤田が柳沢に交代。
62分、テルのパスミスからベルヘイエンがシュートまで持ち込む。
66分、柳沢がワンツーで抜けだし、引っかけられるが前にパス、
呂比須に通るがオフサイドだった。
67分、ヒデの左前へのパスに柳沢が反応して持ち込みシュート
するが左にはずれる。
69分、奇跡ふたたび。バーが救う。
73分、柳沢が右サイドラインでロングボールをDFと競り合い、極悪
プレイで倒してドリブル独走、シュートのタイミングが遅れてDFに
クリアされる。
86分、奥が呂比須に交代してはいる。
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