・第23回全日本少年サッカー大会一次リーグ
鹿島アントラーズのジュニアチームがでていると聞き、見に行った。
読売ランドの奥、ヴェルディのクラブハウスのすぐ横に3面ある
グランドと他の施設も併せて48チームが12組に分かれて試合を行っていた。
●8月3日 鹿島アントラーズJr 0−0 清水FC
鹿島の一回戦は優勝候補の清水FC、序盤から主導権を握るのは攻撃に厚みの
ある清水FC、清水は小学生だが、突破力のある左ウイングの9石垣君、
右からいいセンタリングをあげる14澤野君、11杉本君が小柄
(123cmだ。)ながらうまく球を散らす。
そして、ボランチまででたいがいの鹿島の攻撃の芽をつみ取り
積極的に攻めた。鹿島は、3平野君、6佐々木君のセンタバックと
GK関君を中心にしたしつこい守りで清水の攻撃をしのぎ続けた。
かなりディフェンシンブになっており、12黒澤君などなかなかボール
に絡んでこない。
後半には、小柄の9吉田君と11細谷君が絡んで何度かシュートまで行くが、
清水GKは安定しており、ゴールはならなかった。強い清水相手にしつこく
守り抜き引き分けたのには、拍手拍手。
ただし、リーグを勝ち抜くには清水の方が得点力がありそうなので苦しくなった。
●8月4日午前 鹿島アントラーズJr 2−0 貴志SSC
この前の試合と違い鹿島の攻撃がバラエティに飛んでいた。特に、前の
試合でかなりおさえこまれていた10島田君のプレイがレオナルドっぽく、
しかもスタンドプレイが少ないので好感がもてた。
和歌山は父兄のおばさんたちの応援が暖かかった。
(寒い応援するチームが多い中)
「大宮くんがんばれ!!よしたか、がんばれ!!」
の声援に思わずこちらも大宮くんのプレイにくぎづけになったのだ。
なんのこっちゃ。
試合を決めたのは11細谷くんが、終了5分前からで2点たたきこんだ。
●8月4日午後 鹿島アントラーズJr対旭JFC
さっきの試合で、旭に清水が4−0で勝ったことから大差での勝利が
必要となってしまったが、得点力がないので、つらい状態になって
しまった。10島田君は相変わらずかっこよかったのだけど、9吉田君
や11細谷君などはまだまだ小柄でフィニッシュが弱い。
そして、それまで後方で相手の攻撃を押さえてきた、3平野君のミスから
許したコーナーキックをもとに旭に先に得点を許してしまった。
後半に細谷君のシュートで同点に追いつくが、そこまで。
1勝2引き分けで残念ながら一次リーグで姿を消した。
●その他
新座片山(埼玉)は個人の能力が他のチームと比べ一つぬきんでている
感じがした。特に13引間早人君の大きなプレイは魅力的でした。
またアビスパ福岡Jrの6石橋君はクーパーコーチングのように
いろんなフェイントを繰り出し、いかにもクラブチームって感じのプレイ
でかっこよかったです。
Jのジュニアチームでは鹿島と福岡を見たのですが、
プレイの質(フェイントやパス)がいかにもJのクラブですという感じ
がするかっこいいものだった。
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