・ヴェルディ川崎 2−3 ヴィッセル神戸


ヴェルディ川崎

本並、山田卓、米山、中澤、杉山、、林、小林、
山田隆、桜井、栗原、廣長

ヴィッセル神戸

武田、吉村、海本、土屋、三上、長谷部、ハ・ソッチュ、
山口、チェ・ソンヨン、永島、長田

 静かな序盤から攻勢に出たのは神戸。深いディフェンスライン
から長いボールは精度が悪いが、いったん、長田かハ・ソッチュ
にわたると、そこから細かいパスを通してチャンスを作った。
15分すぎには、5本ぐらい惜しいシュートがあったが、
得点にできない。
 対する川崎は、このぐらいの時間まで、ラインの裏への長いボール
から、サイドを使った攻撃と中盤で少しドリブルをするなど変化を見せ
盛り返す。小林がこの時間帯は光っていた。
 両チーム決定力不足で得点ならず前半が終わる。
 後半に入り、48分に中盤からのスルーパスを受けた長田がそのまま
キーパーと一対一になり、例によって出過ぎている本並をあざ笑うかの
ようにループシュートを決めた。勝利への執念を見せるヴェルディは、
61分に広長→高木、栗原→平本と2枚いっぺんに代えた。高木はなぜか
金髪だった。^^;; しかし、65分にハ・ソッチュが右からのセンタリング
に合わせ、フリーでシュートをうち追加点をとった。この辺の時間帯、
中盤がすかすかで、林がボールウオッチャーになり、小林も疲れが見えた。
そして修正するまもなく、72分、ペナルティエリアの右のたてのライン付近
からのセンタリングを長田が中で合わせて、3点目をとった。
しかし、勝負に対して執念を燃やす川崎は、このまま終わらなかった。
77分高木がヘディングで一点を返した。そして小林に代えて北沢が入って
来たところで、4000人強しか客はいなかったが競技場は確かに盛り上がった。
83分にはペナルティエリア内で横パスを受けた平本が1点差とするゴールを
決めた。試合終了まで押せ押せだったがこのまま試合は終了した。

・その他交代
76分 永島→キムドフン
82分 山口→布部
85分 長田→安部

両チームの展開力には不満が残ったが最後まで楽しませてくれた。
 このレベルの試合がJ2の試合だったら大満足だろう。

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