・ヴェルディ川崎 2−1 ベルマーレ平塚


ヴェルディ川崎

本並、山田卓、米山、中澤、杉山、、林、小林、
北澤、桜井、栗原、矢野

ベルマーレ平塚

本田、川口、三木、堀、臼井、和波、磯崎、
松川、ヒューズ、高田、西本

 ヴェルディのディフェンダー陣は堅く、攻撃も悪くなかったが、
フィニッシュを打つはずの選手が矢野(帝京の3年生)になり、攻めて
る割にシュートまでいかない。矢野は高いボールに逃げていた高校
2年の選手権の時に比べれば競り合うようになったが、それでもやはり
ハイボールが苦手なままなだった。
 ベルマーレは守備から攻撃に移った時に松川がゆっくりしすぎ、全部
遅攻になってしまう。それでもシュートは平塚の方が多かった。売り出し
中の西本は、米山に子供扱いされていた。またぎのフェイントで低い姿勢
で勝負するのは楽しい。まだまだうまくなるだろうし、どんどん使ってほしい
がこの試合では途中交代で良かった。
 後半 矢野に代えて山田隆を投入、ベルマーレは磯崎に代わり高田哲が
入った。
50分、先制したのベルマーレ、高田哲のFKをディフェンダーの川口が
ペナルティ右から押し込んだ。
 この後、ヴェルディがやっとフィニッシュまで行き始める。山田隆の長い
ドリブルが珍しくこの時間帯では効いており、ベルマーレゴールをおびやかし
はじめた。
56分に、ベルマーレは悪くない高田保に代えて小松原を投入、対する
ヴェルディも62分、調子の悪くない栗原に代えて高木を投入した。
70分、ベルマーレが臼井に代えて森山を投入する。
71分、小林が右の北澤にスルーパスを通し、北澤がフリーでセンタリング、
    桜井がヘディングでついに同点に追いついた。
84分、前半かなりとばして、右サイドを上がっていた山田卓に代えて
ジェフェルソンを投入する。しかし、このジェフェルソンのプレイは中途
半端だった。両チームともかなり疲れており、ミスも目立った。
そのまま90分を終了。
延長になると平塚は、森山がいいセンタリングをあげるなどチャンスも
あったが最後のところで米山や中澤がきっちりとめていた。延長ではかなり
米山が攻めに顔を出していた。
101分 桜井がドリブルで持ち込み、キーパーが一対一で足をひっかけて
しまいPKになる。これを林が落ち着いて決めた。
強さにかなり差のあるチームだったがもつれた試合も結局ヴェルディが勝利
をものにした。

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