・日本 1−1 イラン(TV観戦)


日本


     城 呂比須
     三浦 奥
相馬    福西    伊東 
   秋田 森岡 中澤
      川口

イラン


タバタバエイ、ザリンチェ、ハメダニ、ハラリ、マハダビキア、
ハシェミナサブ、マジディ、エスティリ、ヤズダニ、イマミファー、ダエイ

立ち上がり10分、ラッキーなシュートが入った。
左CK、イランのクリアのこぼれ球を奥が迷わずダイレクトでシュート、
枠の左にはずれていたがDFの足にあたりゴールに入る。
しかし、いいのはここだけで、どうも間延びして、ボールが繋がらない。
オフサイドは良く取っていたが、中盤の一対一は負け気味、奥はボールを
預ける選手をいらいらしながら探しているし、三浦のドリブルも浮いていた。
フォワードも城、呂比須が精彩を欠いていた。
対するイランもダエイは相変わらずの存在感だが後は、強いイランという
イメージからは遠い感じがした。

後半にはいると呂比須→柳沢、秋田→服部、福西→沢登と3人交代で
入ってくる。柳沢はシュートを忘れたポストプレイヤーとなっていた。
とにかく、誰もペナルティエリアまでボールが運べないのだからつらい。

イランは前半と違い、ボールを回し始める。これをとりにいくプレイが
見られない。なんとなくウオッチしてやられ続けて時間が経過していく。
63分、城に代わって久保が入ってきた。久保は以降、良くFWらしく
勝負をして、シュートも打った。

68分守り一辺倒の日本、ペナルティエリアの外まで行った川口が手でボール
をパンチングしてしまいFKを相手に与える。そして、壁のすきま、下を
ダエイが直接FKでゴールを決めてしまった。

79分には森岡に代わりJEFでは今やFWの中西が入ってくる。
(米山が見たかった。残念。)
80分、三浦が左45度30m直接FKだが惜しくもキーパーがパンチング
でクリアした。

残り10分、防戦一方、ふらふらになりながらなんとか、踏ん張った。
試合終了、何とも今年の日本を象徴する試合だった。

トルシエが言い訳のできない五輪組が本格的に入った日本代表、
来年2月のカールスバーグ杯が今後を占う大事な試合となるだろう。

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