・鹿島アントラーズ 2−1 ガンバ大阪
鹿島
柳沢 長谷川
本山
阿部 熊谷
相馬 本田 内藤
リカルド 秋田
高桑
ガンバ大阪
岡中、実好、ダンブリー、宮本、木場、稲本、柳本、菊池
タイルソン、ルイジーニョ、小島
本山が左サイドにはり、左右のバランスが違うフォーメーション
だったが、前半はそれを活かす攻撃にならなかった。相馬があまり
上がってこず、内藤も前に広大なスペースがあるのに使わなかった。
ガンバの浅い3バックにも手こずり、かなりオフサイドを取られた。
柳沢の不調はまだ続いているようで、アンパイと化していた。実好すら
抜けない。まともなシュートは1本じゃないだろうか。そんな実好は
前半25分に斉藤に交代する。(怪我でもしたのか。)
ガンバではタイルソンが、「なんでオマエが出ているの?」って言う
状態から「もう少しいい選手とってもいいのに」ぐらいに許せる選手
になってきた。キープは出来るようになった。
しかし、そんな中、小島が引いて来すぎであまり目立たなかった。
(鹿島のラインが深いこともあるが。)
後半は前半と違い、まず開始から内藤が右のスペースをねらい始める。
本山も前半よりガンバの浅いラインの裏に出始めたのと、柳本をやっと
ドリブル突破しはじめ、何度もチャンスを作る。シュートのどれかが入ったら
あっさり終わってたのだが。
59分、この日全く精彩を欠いている柳沢を平瀬に交代した。
平瀬は、柳沢と違い、シュートの意識があり、ふところ深くキープも出来る
ので、場が乱れ、おもしろくなった。例によってポストに当てたりしたが
平瀬だししょうがない。
ガンバは60分、菊池を平岡に交代。前半の交代もだがこの交代も意味が
よくわからなかった。
62分、鹿島は熊谷に代えて小笠原を投入したが、小笠原は最初ディフェンシブ
なポジションに入ったが阿部がすぐ小笠原と交代。ここから小笠原が何度
もチャンスを作った。特にキープしているときのドリブルの小ネタパラダイス
と、受け手に優しいスルーパスがかっこよかった。
同じくらいどよめかしてもらったのは前半からこの日4度、最終ラインで
相手との1対1でまた抜きなどでごぼう抜きされ、危険なシーンを演出する
リカルドだった。だいたい、最終ラインで中に切り返してドリブルしてくれる
し、全く危ない限りだった。
しかしそのリカルドではなく86分、本山に代えて中田を投入した。本山も
80分すぎぐらいからバテ始めていたのでしょうがない面もあるが、この
中田がまたミス連発と、ポジション無視の積極?プレイで危険な場面を演出
した。
88分、ガンバは柳本に代えて森下を投入。結局3人とも交代しても
何も代わらなかった。鹿島としては播戸を入れてこられた方がいやだった
だろう。
延長に入ると、後半の流れそのままで、リカルドや中田のミスと小笠原の
好プレイが何度かあったが、最後に決めたのは
100分、自陣で小笠原が左の阿部へパス、阿部から中央右に併走
する長谷川と平瀬めがけてセンタリング、長谷川がこれを中に戻し、
平瀬が左隅にやっと決めた。
・稲本もだいぶ、体調は戻ってきたようだ。いまいち効果的な長いパスが
出てこないが、とりあえず、五輪予選では出てきてくれるような気がする
・それにしてもちょっと、攻撃にアイデアがないねえ>ガンバ
・柳沢、このままじゃ五輪代表はずされちゃうよ!!!
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