・JEF市原 0−2 鹿島アントラーズ


JEF市原

 下川、茶野、山口、阿部、中田、鈴木、ボス、酒井、
 野々村、廣山、武田、

鹿島

   平瀬 長谷川
本山 ←右サイド、左サイドに交互に顔を出す→
    阿部  熊谷
相馬    本田    名良橋
    室井  秋田
      高桑

 開始早々、久しぶり出場の名良橋が対面の鈴木にぶち抜かれる。
JEFが押し込んだが、最初の2分ぐらいを耐えた鹿島が序々にボールを
キープする試合展開。だが、序盤はFWに動きがなく、MF陣からパスが
出せない状態だった。また、この後も名良橋が何度かピンチをつくる不用意
なプレイがあった。
 30分すぎに鹿島が立て続けにチャンスを作る。平瀬か誰かのセンタリング
を熊谷がフリーで受けてシュートをするがキーパー正面、またその直後にも
名良橋の強烈なシュートがあった。
34分、阿部のロングフィードに追いついた右サイド名良橋がセンタリング、
中央右側で平瀬がディフェンスと競り合いながら左に流し、長谷川がやはり
ディフェンスの前で滑り込んでゴールを決めた。
 この後は、膠着状態、JEFは左の鈴木以外では攻撃の形が作れない。
特に廣山が中にいるのでどうも、うまい形にならない。武田のポストも雑
だった。しかし、前半終了間際、集中力が一瞬切れた鹿島DFの真ん中
を廣山がスルーパスを受けて抜け出し、シュート、なんとか高桑がはじき
出したが緩慢なディフェンスだった。

後半、武田に代わりバロンが出てくる。今日は武田よりバロンの方が得点が
入る雰囲気がする。前半は、誰も競り合わないハイボールを好きなように
ヘディングしてた秋田も練習相手が出来たようで少し楽しそうだった。
62分、前半はよく攻めに顔を出していたが後半になり消えていた鈴木に
    代えて横山を投入した。
66分、JEFはこれからという時に、ミスから失点をする。阿部が左サイド
35mのクロスを放り込む。これを下川がパンチングするが、運悪く、熊谷の
背中にあたりゴールに転がった。2点目をゲットする鹿島。
こうなると後は余裕でボールをキープして、攻める鹿島だが、このまま打止め。

・ボールキープしている割には苦しんでいる鹿島。未だ強さを感じるところ
 まではいかない状態であるが、それでも勝っているところだけが評価される。
・本山は、ボールに絡んでいた。不用意なドリブルも多いが、それが持ち味
 でもあるので、まあしょうがないかと言う感じだった。ただ、本山が出ると
 相馬があがれなくなるのは、チームとしては考えた方がいいと思う。
・名良橋のディフェンスには不安いっぱい、だからと言って内藤だと
 オフェンスがよくわからんし、悩みいっぱいの右サイド。

●その他選手交代。
74分 酒井に代えて寺川
79分 本山に代えて中田



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