・川崎フロンターレ 3−1 ベガルタ仙台


川崎F

   ツゥット ティンガ
       桂
久野  高田  土居 長橋
  森川  佐原
      中西
     浦上

ベガルタ仙台

22石川 2山路 3斉藤 4渡辺 5ドゥバイッチ 14 千葉泰
27ニクソン 28パウロ・エンリケ 7千葉直 11平 15中村

 J2巡りの川平慈英の御前試合、なんのこっちゃ。

 立ち上がりから、バランス良く攻める川崎。特に右の長橋の突破と
ディフェンスラインから裏をねらうツゥットへの長いフィードボール
で仙台を脅かす。しかし、前半は仙台のドゥバイッチ、渡辺らにはじき
返されるのと、左からの攻撃がいまいちだった。
 仙台は、なかなかチャンスらしいチャンスを作れない。この何試合か
に共通して、森川が入ったことで本当にディフェンスが強固になっており
J2レベルを越えた選手のいない仙台ではいたしかたないところか。
中盤の外人も大塚、高田に押さえられた。

 ハーフタイムで前半消えがちだった桂を伊藤彰に代えた。後半早々
高田のミスも目立ち、仙台がペースを握ったシーンもあったが、
50分 ベガルタの攻撃に耐えたフロンターレはボールを奪い、
センターライン、右サイドのあたりにいたティンガにボールを
当てる。このボールを前にドリブルせず、3秒ぐらいキープして、
2列目の上がりを待ち、伊藤彰にパス。彰はこれをワンツーで
ダイレクトで折り返しティンガが独走、センタリングをディフェンダー
とキーパーの間に入れ、これをツゥットが押し込んだ。綺麗な
先制ゴールだ!!
仙台はあきらめずに、選手交代をかけてくる。58分千葉泰→越後、
65分中村→瀬川と交代する。
また、森川が肘うちを顔にくらって怪我するなど、集中が切れている
時間帯。67分、パウロエンリケに同点ゴールを押し込まれた。
ここからしばらくは、中盤でのディフェンスが甘く、沈滞気味になるが、
これを自力の差で振り払った。
81分 長橋の縦パスを受け、2列目から伊藤彰が豪快にシュートを決めた。
勢いに乗り、その2分後に今度はティンガがペナルティエリア左側でドリブル、
キープから右へパス、これを珍しく落ち着いてツゥットが決めて、勝負あり。
84分長橋→大塚、85分ツゥット→浦田と交代枠を使う。仙台も
86分には斉藤に代えて今川を出すが、そのまま試合終了した。

・3位チームとの勝ち点差が開き、J1へは秒読みとなったが久野はJ1
 にはつらいかもしれない。高田もミスが多かった。逆に長橋や森川はJ1で
 のプレイを是非見てみたい。(だからレイソルに帰らないで、森川先生)

・松本育夫監督の片足を少し高いところにあげて、海の男のようなポーズを
 とっているのがどうも気になった。^^;;それも試合中、そのポーズの向き
 を代えたりするのである。(左足をあげたり、右足をあげたり。)


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