・鹿島アントラーズ 5−0 京都パープルサンガ
鹿島
平瀬 マジーニョ
増田
ビスマルク
相馬 阿部 熊谷 名良橋
リカルド 秋田
高桑
京都パープルサンガ
松永、手島、辻本、大嶽、野口、鈴木、シジクレイ、遠藤
シーラス、パウロマギノ、カズ
序盤、先手を取ったのは京都だったが、平瀬が前のスペースを使った
動きでシュートまで行くなど序々に盛り返す。またビスマルクが攻撃
に専念しており、マジーニョも前の試合に比べたら競り合った。
得点シーンは、29分平瀬の外での動きに京都の若い守備陣がつられて、
マジーニョがパスを出さずにそのまま持ち込む、キーパーを交わしたが
大きすぎて、右ゴールラインまで行ってしまうが、折り返しを平瀬が中で
競り合いこぼれ球をビスマルクがゴールした。
対する京都もカズのシュートが入ったように見えたが、シジクレイのオフ
サイド?になった。これが、入っていたら試合もまた違った結果になった
かもしれない。
42分、阿部のふわっとした縦パスをニ列目から名良橋が抜けだし、
キーパーとの一対一を落ち着いて決めた。
44分、マジーニョがペナルティエリアでダイブっぽくこけたが、主審
は文句を言った松永の方に警告を出し、ビスマルクがPKを左隅に決めて
3対0、前半ですでに勝負は決まった。
後半も京都の出鼻をたたく。46分、前半全くだめだった増田がうまくボール
をさばいて、熊谷に落とし、熊谷が技ありのアウトサイドで右のスペースに、
出す。名良橋がセンタリングでマジーニョがニアで頭で合わせてファインゴール
を決めた。
57分、阿部が怪我をし、中田が入ってきた。71分には、増田が柳沢に交代。
柳沢は、ルーキーのようなたどたどしい動きで、まるで幼稚園の運動会で
子供を見守る親のような気持ちで見守る雰囲気にスタジアム全体が包まれる。
85分、平瀬の左からのセンタリングに柳沢が押し込んだ。わーーーいいい。
という感じのスタジアム。
87分、後半には高い位置でさばいたビスマルクにお疲れさまの交代で小笠原
を投入した。このまま試合終了。
終わってみれば完勝だったが、前半に限って言うと、
そんなにバランスがいいわけではなかった。後半の途中からは久しぶりに
ビスマルクがさばき、名良橋、相馬が高い位置でセンタリングする鹿島の
分厚い攻撃をした。
そして、この日の殊勲者は熊谷、守備の安定と攻撃のアクセントに彼は必ず
絡んでいた。
●その他交代(京都)
53分、シーラス→熱田
64分パウロマギノ→大島
79分鈴木→大槻
●余談
富山に少なくとも3台のバスが帰っていくようだった。海浜幕張のサービス
エリアにいっぱいの富山の人たち。柳沢敦の観戦ツアーだったようだ。
こんな人たちのためにもがんばらなくてはだめだ。
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