・名古屋グランパス8 2−0 柏レイソル


名古屋

 ストイコビッチ 呂比須
 平野  ウリダ   望月
小川    山口
  古賀 大岩 飯島
     楢崎

  北嶋 酒井
    大野   渡辺光
バデア 明神 下平
 薩川 洪 渡辺毅
    南

 序盤、主導権を握ったのは柏。中盤のつぶし合いからボールを奪うと、
簡単に北嶋に当て、北嶋が突破をはかる。トーレスのいない名古屋の
守備は軽かったがなんとか耐えていた。
 名古屋はサイド攻撃を意識しすぎているように見え、逆に真ん中に
誰もいない現象が起きたり、簡単にシュートを打ったらいいと思うところ
もサイドに流すシーンが目についた。
 柏の重たい攻撃を楢崎の堅実なプレイでしのぐと、前半終了間際に
望月が二本、平野が一本、ビッグチャンスをはずした。どちらもそんなに
思い切り打たなくてもええやんと言う感じで、ピクシーが怒っていた。^^;;

 後半、名古屋は難しくパスを回しすぎなのか回されているのか。
ただ、柏も北嶋の突破や大野の個人技はすごいが、酒井のFWは迫力がなく、
点が入る雰囲気にはならない。そして、バデアが望月を押さえるのにばてた
のかさぼり始める。
70分、小川を福田に代えて攻めを厚くする名古屋。
得点が動いたのは81分、簡単に右からシュート気味のボールが
中の平野に渡る。平野は粘ってどろくさく(ずるく)押し込んだ。
これで余裕のできた名古屋が直後に加点する。
84分、福田が縦パスを受け、ドリブルから左のピクシーに流し、ピクシーは
   キーパーをもてあそぶかのように交わしてゴール上に突き刺した。
86分、酒井を加藤、下平を荻村に交代したが、もう時間はほとんどない。
88分、ウリダを大森に交代し時間かせぎ。ロスタイムの2分も危なげなく
    名古屋が、決勝に進んだ。


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